Press release
報道関係者各位
カードゲームで遊びながら海洋ごみ問題を、家族で学ぶ。
〜一般社団法人日本プロサーフィン連盟(JPSA)は、ラルフ ローレンのストアで海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」のワークショップを実施〜
一般社団法人日本プロサーフィン連盟(理事長:細川 哲夫、以下 JPSA)は、海洋環境保全活動プロジェクト「ReWave(リウェイブ)」において、パートナー契約を締結したラルフ ローレンとの第一弾のアクションとして、ReWave が開発した海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master(リサイクルマスター)」のワークショップを2023年4月8日から5月7日まで全国のポロ ラルフ ローレン チルドレンの10店舗にて実施いたしました。「可愛いキャラクターがいっぱいあって楽しかった」「ゲームをしながら、ごみのことがだんだんわかってきた」など、お子さまたちの声のほかに、お父さま、お母さまからも「なぜ、毎日のリサイクルが大切なのか、よくわかって勉強になった」などの感想をいただくなど、カードを見ながらリサイクルの話をする家族の様子も見られました。
イベント名
「海洋問題を楽しく学べるカードゲーム” Recycle Master” を使用したワークショップ」
主催 ラルフローレン合同会社・ReWave
講師ごみの学校 主宰 寺井正幸 氏 / ごみの学校 副主宰 東野陽介 氏
企画運営 ReWave (一般社団法人日本プロサーフィン連盟)
●海洋ごみ問題に、まず興味関心をもってもらいたい。
このイベントは、「海への感謝の気持ちを返すために」サーファーたちが立ち上げたReWaveの活動に海洋ごみ問題、環境問題に対して独自のアプローチをとるラルフ ローレンが賛同したことから始まりました。
ポロ ラルフ ローレン チルドレンのストアで子どもたちが遊んでいるのは、ReWaveが独自に開発した、海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」です。このゲームは、ペットボトル、漁網などの海洋ごみをキャラクター化し、ゲームを楽しみながら、海洋ごみやリサイクルの仕組みについて知り、気づきが生まれるように設計されています。
「ペットボトルをリサイクルします」
子どもたちの元気な声がショップに響き渡っていました。
●子どもだけでなく、家族みんなでリサイクル問題を話すきっかけに。
「とっても楽しく勉強できた」
「ごみを捨てるときにわざわざ分けるの、初めて意味がわかった」
「子供たちだけじゃなく、私たちの勉強にもなりますね」など、ゲームに参加した家族からは、さまざまな感想が寄せられました。
「すごく楽しかったって言っていて、遊びながら考えて学べるっていうのが、すごくいいなと思いました」という声を多く耳にしました。
ゲームが終わった後もテーブルに置かれたカードを手に取りながら、リサイクルの話をする家族の姿も見られました。
「なぜ、毎日のリサイクルが大切なのか、すごくわかりやすかったです。今まではなんとなくリサイクルしていたけど、その大切さがちゃんと納得できました。このゲームをきっかけに、家族でふだんのごみの出し方について、もう一度話し合ってみたいと思います」
家族でリサイクルの話をするきっかけにもなりました。
●カードゲームで生まれた好奇心が、現実世界につながっていく。
このワークショップは、カードゲームをプレイするだけではありません。廃棄物処理の専門家が講師として参加。海洋プラスチック問題の現状やその対策方法などについての解説も聞くことができました。
特に、講師が長崎県対馬で採取した実物の海洋プラスチックごみや海洋プラスチックごみから製作されたフリスビーなどを紹介すると「これ、外国語が書いてある」「これみんな、海にあったごみ?」など、子どもたちの興味が集まりました。
講師としてファシリテーションを担当した寺井氏も「海洋ごみは、世界全体が抱える大きな問題ですが、ごみのことを知り、家族で分別をしてもらったりごみ拾いをしてみたり、小さなアクションにつながる機会をゲームを通じて提供することができたと実感しました」と、ゲームをゲームだけで終わらせないことが大切だと力説されていました。
「Recycle Master」では、海によく落ちているごみをキャラクターで表現した「ごみカード」、ごみの素材別に組み合わせる「リサイクルカード」、リサイクル後に手に入る製品別の「プロダクトカード」の3種類のカードを使います。
「ごみカード」を素材に応じた「リサイクルカード」と組み合わせ「プロダクトカード」と交換するなかで海洋ごみやリサイクルの仕組みを知ることができます。
今回のラルフ ローレンとの取り組みでは、オリジナルのカードを新たに制作。カードを広げるマットにラルフ ローレンのストアイメージ、「プロダクトカード」に持続可能性に配慮した製品のイメージを活用しています。
平均12本のリサイクルペットボトルを原料に作られたポロシャツ「アース ポロ」のほか、リサイクルナイロンの商品などを紹介しています。
●一朝一夕には解決しない、海洋ごみ問題のために。
「たくさんのことを教えてくれた海に感謝したい」というサーファーたちの思いからスタートしたReWaveでは「できることからひとつひとつ」地道な取り組みを大切にしています。
このたび、ReWaveのビジョンに賛同いただいたラルフ ローレンも、世代を超えて受け継がれるタイムレスな製品を提供し続ける活動の一環として、責任ある持続性を2030年までに実現する「Live On(持続性)の約束」を設定されています。
その原因や対策も多種多様なため、抜本的な解決策がなかなか見出しにくい海洋ごみ問題ですが、ラルフ ローレンとは、同じ問題意識をより強く共有することで、少しずつでもゴールに近づけたらと、息の長い取り組みを今後も展開してまいります。
(ワークショップ講師 ごみの学校 主宰 寺井正幸 氏)
今回のイベントでは普段目にすることが少ない「海洋ごみ」について家族で楽しく学んでいただくことができたかなと思います。ごみの中でも個性を持った色々なキャラクターたちがいて、それぞれに特徴がありリサイクルする時にもその個性に合わせてリサイクル方法を変えたり、種類別に分別したりすることが大事だと実感してもらえたと思います。
ペットボトルがポロシャツになったり、鉄から鉄道レールができたり、思わぬ姿に生まれ変わるキャラクターたちに子どもたちだけでなくご両親も一緒になって驚きつつ楽しんで頂いたことが印象的でした。
「海洋ごみ」という世界全体が抱える大きな問題ですが、ごみのことを知り、家族で分別をしてもらったりごみ拾いをしてみたり、小さなアクションにつながる機会をゲームを通じて提供することができたと実感しました。
(ワークショップ講師 ごみの学校 副主宰 東野陽介 氏)
Recycle Masterは現実世界のルールがゲームルールになっていますが、可愛いキャラクターや工夫により、幼稚園・保育園に通っている子から、高校生、大人まで幅広い方々が同じテーブルを囲んで、楽しく遊んで学べるのが特徴です。
今回このカードゲームを使ったワークショップにご参加頂いた方々が皆さん積極的で、純粋に楽しんでいたのがとても印象的でした。
「ビーチクリーン知ってるよ!」「ポロシャツすごい!」「もう一度やりたい!」
こんな声をたくさんいただきましたし、ゲームの中でラルフ ローレンさんのリサイクル素材を使った商品を見て触ってもらって驚きや気づきがあったとおっしゃっていた方もいらっしゃいました。
どこか遠い所のように思うごみとリサイクルの世界が、カードゲームとラルフ ローレンさんの商品を通じて手触り感のある世界に変わったのではないかなと思います。
ごみのことをポジティブに捉えて、買う・使う・捨てるなど生活にごみの要素が少しずつ溶け込んでいってくれると嬉しいです。
(一般社団法人日本プロサーフィン連盟 理事長 細川 哲夫)
JPSAは、プロサーフィン競技を通して企業や地域との信頼関係の構築、選手の競技環境や活躍の場を広げること、さらに社会に貢献することを基本理念として活動しています。
同じ思いを共有するラルフ ローレンとの出会いを大切にしながら、今後も海洋ごみ問題、環境問題に、ひとつひとつ取り組みながら、美しい海を皆さまとともに守っていきたいと考えています。
■ラルフ ローレン コーポレーションについて
ラルフ ローレン コーポレーション(ニューヨーク証券取引所:RL)は、プレミアムライフスタイル製品のデザイン、マーケティング、販売における世界屈指のリーディングカンパニーです。アパレル、フットウェア&アクセサリー、ホーム、フレグランス、ホスピタリティの5つのカテゴリーで製品を展開し、50年以上にわたって、本物志向と時代を超えたスタイルを通じて、より良い生活の夢の実現を鼓舞することを目指してきました。その評判と際立ったイメージは、製品数、ブランド、流通、国際市場の拡大の中で一貫して培われてきました。当社のブランド名には、ラルフ ローレン、ラルフ ローレン コレクション、ラルフ ローレン パープル レーベル、ポロ ラルフ ローレン、ダブルRL、ローレン ラルフ ローレン、ポロ ラルフ ローレン チルドレン、チャップスなどがあります。ラルフ ローレンは、世界で最も広く認知されているコンシューマー ブランドファミリーの1つです。詳しくはhttps://corporate.ralphlauren.comをご覧ください。
■ReWaveとは
ReWaveとは、Reduce, Reuse, Recycle などのサステナブルな行動を象徴するRe(再び/元 に)と、Wave(波)を組み合わせた言葉であり、海を守るためのいろいろな想いが波紋のように、多方面に波及してほしいという願いが込められています。
できることから、ひとつ、ひとつ。海洋ごみ問題を中心に、海を守るための具体的なアクションに取り組み、海の環境保全に関する賛同の輪を広げます。
1. ビーチクリーンをはじめ、身の回りのことからできる具体的アクションを実践します。
2. 海の素晴らしさ、美しい海の大切さを伝え、考えるきっかけをつくります。
3. 企業、個人、自治体の立場を問わず、誰でも楽しく参加できる活動に取り組みます。
ReWaveでは、業種を問わず、同じ思いを共有できるパートナーを広く募集しています。以下のサイトよりお問い合わせください。
■本件に関するお問い合わせ
一般社団法人日本プロサーフィン連盟(JPSA)
電話:03-5449-4145 e-mail:rewave@jpsa.com
事務局:〒108-0074 東京都港区高輪 2-14-9 三愛ビル 405
公式HP:https://www.jpsa.com/