天気は朝のうちは雨が降っていたが、ヒートがスタートする頃には太陽が顔を出してきた。
波は腰〜腹セット胸くらいで、風は弱いオンショア。当初トライアルは2バンクを予定していたが、波のクォリティーにバラつきがあると判断し1バンクで進行が決定。
東日本大震災以降はじめてとなるJPSAの福島での大会。プロトライアルも同時開催されるので東北をホームとする選手は何としてもここでプロ公認を得たいだろう。
また、北泉海岸は9年ぶりの海開きとなり、イベントも開催され多くの人が朝からビーチに集まってきた。
7時にメンズトライアルヒート1からスタート。ラウンド1の波は問題なくあるので順調に進んでいく。トータル12ポイント以上で公認プロ資格を得られるが残念ながらラウンド1では該当者なし。トライアルには3人の福島ローカルがエントリーしていたが、勝ち上がったのは西太輔のみ。西に話を聞くと普段あまりロングは乗っていないらしいが、地元で頑張りたいとエントリーして見事1位でラウンドアップ!
トライアルラウンド2は潮がかなり少なくなり速いブレイクが目立つようになる。途中から雨が降るヒートとなる。このラウンドでも12ポイント以上の選手はいなかった。
続いてウィメンズのトライアルヒート1ここでは3名が本戦へ進めることになるが、岡村頼子、戸田成美そして寺前昌子が本戦へ駒を進めた。
メンズトライアルラウンド3へ進み、ここでは各ヒート上位2名と3位の高得点2名の合計8名が本戦へ進める。
ヒート1では地元の西太輔が2位となり、1位の市川貴大と共に本戦へ進んだ。ヒート2では池谷京将と北海道からエントリーした大宮丈治がラウンドアップ。ヒート3では佐々木一浩と堀内陽介が勝ちあがり、3位のハイポイントで木村雅彦と土屋貴宏が本戦へ進んだ。
ここで勝ち上がった8名の選手が本戦を勝ちあがりプロ公認を得られるかが注目。
ウィメンズの本戦ラウンド1では、ヒート2でアマチュアシードの野上悦子がラウンド2へ進みプロ公認を獲得した。
さらにヒート4ではトライアルを勝ち上がった岡村頼子が勝ち上がりプロ公認獲得!
ヒート3には久しぶりの参戦田岡なつみがクレジットされ、本日のトータル最高得点12.75ポイントをマークし余裕でラウンド2へ進み、ヒート3にて強敵吉川広夏と同じ組みとなり注目のヒートとなりそうだ。
メンズの本戦ラウンド1では、やはりトライアルから勝ち上がった選手やAMシードローカルシートと本戦から出場のプロがどう戦うのかに注目が集まる。
すると地元福島ローカルの西太輔が1位でラウンドアップしプロ公認を獲得し、ヒート2では菊池里騎と市川貴大が1、2フィニッシュで、ヒート3では北海道からエントリーの大宮丈治が、ヒート5では1位で堀内陽介、ヒート6では佐々木一浩、ヒート8では土屋貴宏が見事プロ公認を獲得した。
今大会は多くの新しいプロが生まれる事となった。
プロ公認獲得者
本日のスケジュールは、メンズのラウンド1終了時でストップとなり明日のDAY2へ。
明日も6時集合でその後ヒートスタートとなります。