【Surfing for all がんばろう日本!】JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tourショートボード第4戦ムラサキ鴨川プロ supported by 秀吉内装は千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント)でDay2は7時からスタート。
天気は曇り/雨で風は弱い西風、波はモモ〜コシ・ハラくらいで潮が少なく力の無いブレイク。早めの時間帯はこの柔らかい波に選手はどんなアプローチをしていくのか?
ウィメンズラウンド2からスタート。
ヒート1は馬庭彩、庵原美穂、清水ひなの、佐藤麗奈の4名ヒート。
ゆっくりとしたヒートの流れで、佐藤が1本目は2.00と少し前に出るが、ほぼ互角なスタート。そこで馬庭が4.00を出してトップに出ると清水が2本目に3.40を出してヒートが動き始める。佐藤は3本目に3.00を出して4本目にも4.40でトップへでる。馬庭は4本目に3.05で2位となり、清水と庵原が追う展開に。庵原が3本目に3.55を出して差を詰めると、4本目に4.25を出して一気に逆転1位になりそのままヒート終了。1位庵原、2位佐藤となった。
ヒート3は須田那月、高橋みなと、松山黎音と畑ハイネ。
松山がオープニングライドで4.00を出して、高橋と須田は1点台のライドでヒートスタート。松山は2本目にも3.55を出して序盤をリードする。畑が1本目に3.15を出して2位へ上がり、須田が2本目に3.10を出したところで5分経過となり、一度ここで少し落ち着く。須田が3本目に4.75を出して1位へアップしヒート半分経過。松山が5本目に5.25を出して逆転1位へ。終了間際須田が6本目に乗り5.00で逆転1位となりヒート終了。2位は松山となった。
ヒート4は大村奈央、佐藤李、平田咲帆と松野杏莉。
このヒートはポイントを全員右側へ移動してスタート。大村がオープニング早々1本目にここまでのハイエスト7.55を出してスタートダッシュ。松野が1本目に4.00を出して追う展開に。平田が2本目に3.15を出して3本目にも4.75で2位へ上がる。大村は2本目に3.75を出して差を広げる。佐藤は2本目に6.00を出してトータル8.00で2位へ上がると3本目もエクセレントの8.75を出してトップへ上がると、大村も3本目に乗り5.25で差を詰めるがここでヒート終了。1位佐藤、2位大村となった。
続いてメンズのラウンド3へ。
ヒート1は西慶司郎、河村海沙、大橋海人と西田来生。
西田が1本目に2.00を出すと、西が1本目に4.50を出し、河村が3.00で西がリードすると、西田が2本目に6.00を出してトップへ。大橋は1本目に4.60を出して2本目に3.05で3位につけニードは3.55。西田は3本目に4.00を出して差を広げる。西は5本目に4.65を出して差を詰めるが逆転はできずヒート終了。1位西田、2位西となった。
ヒート3は増田来希、川俣海徳、加藤嵐と岡野漣。
各選手1本目に乗ったところで4点台、5点台とほぼ互角なスタート。2本目に岡野が3.75を出して前に出ると、川俣も3.85で追いかける。加藤が4本目に5.15を出してトップに出て、川俣も3本目に4.70で追いかける。そして岡野が4本目に5.40を出して続いたところで、増田が4本目に7.50のここまでのハイエストを出してトップに。岡野は5本目に4.40を出して2位をキープ。加藤と川俣もライディングを重ねるが逆転できずヒート終了。1位増田、2位岡野となった。
ヒート4は太田拓杜、安井拓海、須田喬士郎と大場玲遥。
太田が1本目に6.00を出して飛び出すと、2本目も3.40で差を広げる。安井、須田、大場の1本目はポイントが伸びないが、2本目に4.90を出して2位へ。太田が3本目に6.25を出して差を広げる。安井が3本目に7.00を出して2位へ上がる。大場も3本目に4.45を出しニード5.01。須田も後半ポイントを伸ばすが届かずヒート終了。1位太田、2位安井。
ヒート6は安室丈、新井洋人、多谷俊亮と松本カイ。
松本が1本目に乗り3.35でヒートを動かし、安室の1本目が5.50でトップに出る。多谷の1本目は1.20で、新井が1本目で3.75を出して2位へ。松本が2本目に6.50を出して1位へ上がると、新井が2本目に3.50で2位となる。安室が3本目に3.70を出して2位へ上がり、新井のニードは5.46。安室はさらに4本目に7.00を出してトップへ上がる。ラスト安室はインサイドまで乗り継ぎエアーでフィニッシュし5.90でバックアップを伸ばし1位でフィニッシュ。2位は松本。
ヒート8は平原颯馬、田中英義、岩見天獅と三佐川武瑠。
岩見が1本目に3.80を出して、田中は1本目に3.35、2本目に3.75でトップに出る。平原も3本目に3.00、4本目に3.25を出して2位へ。かなりショルダーの続かない波になり選手は繋ぐのに苦労している。岩見が2本目に4.50を出して1位へ上がり、田中も3本目に3.55を出してバックアップを伸ばし2位をキープしヒート終了。
ヒート10の大音凛太がエクセレントの8.00をマーク。
ヒート12は金沢呂偉、田中透生、白井翔と村田嵐。
白井が1本目に3.00を出しヒートスタートする。金沢も1本目に3.90を出してやや有利に。田中が1本目に2.60を出し、3本目に3.65でトップに出て、4本目にも3.70でトップを伸ばす。金沢も2本目に2.35を出して2位へつけると、田中はさらに5本目に4.85を出して差を広げる。金沢は3本目に6.65を出してトップに出る。白井はここを勝ち上がればプロ公認を獲得できるが、やはりハードルは高くヒート終了。1位金沢、2位田中となった。
ここからウィメンズのラウンド3へ。
ヒート1は中塩佳那、野呂玲花、庵原美穂と浅野こなみ。
現在グランドチャンピオンに一番近くにいる中塩だが、1本目に6.00を出してスタートダッシュ。野呂が1本目に3.20、浅野が1本目2.50で追う。庵原も2本目に3.90を出して追随し、3本目に2.80を出して2位へ上がると、野呂が3本目に4.75を出して2位へ上がる。中塩は2本のライドで1位を守りシート終了。2位は野呂となった。
ヒート2は松岡亜音、宮坂麻衣子、渡辺愛と佐藤麗奈。
松岡が1本目から4.50と飛び出し、佐藤が2.25で追う展開。宮坂が2本目に2.55を出して4本目にも3.00で追いかけると、松岡は3本目にも4.50を出してトップを守る。宮坂は5本目にも3.05を出して、6本目には3.30を出してトップを伸ばし追いかけるが、松岡は7本目に6.50を出して差を広げそのままヒート終了。1位松岡、2位宮坂となった。
ヒート4は川合美乃里、池田美来、佐藤李と松山黎音。
松山が1本目に4.50を出して好スタート。池田は3本目に5.50でトップへ出る。4本目に松山は5.75でトップに出る。池田も5本目に4.35を出すと、松山も7本目に4.70を出してトップを守る。一方、川合はなかなか2マニューバー入る波が来ない状況で、3点台とポイントが伸びない。後半も積極的にアプローチするがラストの3.55を上回れずヒート終了。1位松山、2位池田となり、川合が破れたことにより中塩佳那の2022年グランドチャンピオンが決定した!おめでとう!
さらに松山がLAシードでラウンド3を勝ち上がったので、プロ公認資格を獲得した!おめでとう!
メンズのラウンド4へ。
ヒート2は増田来希、太田拓杜、西慶司郎と野呂海利。
西の1本目が4.25でマズマズのスタート。太田は1本目に3.50を出して2本目に4.20でトップに出るが、西が3本目に5.10を出して再びトップに。増田は1本目に4.45を出して有利にいるが、バックアップが伸びず3位でニードは3.25。野呂も4本目に4.40で差を詰める。2位以下が皆7点台のクロスヒートとなる。西は6本目に6.00を出して差を広げヒート終了。1位西、2位太田となった。
ヒート3は仲村拓久未、安室丈、福井滉東と田中英義。
福井は1本目に2.50を出してヒートスタート。仲村は1本目に4.00を出して有利な展開。田中は2本目に3.00を出して、さらに3本目に4.75を出して1位へ上がる。仲村は2本目に2.85を出して2位をキープ。安室も3本目に3.60を出して追いかける。仲村が4本目に4.15で1位へ上がり、安室も4本目に3.45を出して3位へ浮上。しかし、安室と福井に逆転の波は来ずヒート終了。1位仲村、2位田中がラウンドアップ。
ヒート6は鈴木仁、金沢呂偉、山中海輝と森友二。
金沢が1本目に4.00、森が3.00、山中が2.00、鈴木が1.20でヒートがスタートし、金沢の2本目が5.25でリードする。森は2本目に4.10で2位につけ、3本目に3.30で差を広げる。鈴木は2本目に4.75を出して3位へ上がりニードは2.65。森は4本目に6.50を出して1位へ上がる。山中も3.80と3.70で追いかけるが届かず1位森、2位金沢でヒート終了。