【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2022 特別戦さわかみ ChallengeSeries 2022 SAWAKAMI ASIA CHALLENGE Ichinomiyaは千葉県長生郡一宮町 釣ケ崎海岸(志田下ポイント) で7時50分スタート。
天気は晴れ、風は北北西風が弱く吹き、コンディションは多少ヨレが入るがウネリは続き、ハラ〜ムネセットカタくらいとなっている。
ラウンド1ヒート1は、田中大貴、田中英義とベトナムのThanh Vietの3名ヒート。
オープニングライドは田中大貴が乗りスタート。開始5分で各選手乗ったところで、田中英義がややリード。そして田中大貴が2本目に5.00、3本目に4.00を出して1位へ出る。田中英義が4本目に3.35を出して2位へつけ、結果積極的にライドした田中大貴が1位、田中英義とThanh Vietはリパチャージに回った。
ヒート2は仲村拓久未、タイのBoy Phongsakon、スリランカのBaba Chanの3名ヒート。
仲村が1本目に3.00を出してややリードで10分経過。仲村は2本目にエアリバースを決め5.25を出してトップへ出て、Boy Phongsakonが2位へ。仲村は6本目にバックアップを伸ばし、1位でラウンドアップ。Boy PhongsakonとBaba Chanはリパチャージに回った。
ヒート3は辻裕次郎、台湾のNoa Parrish、フィリピンのAilen Magosの3名ヒート。
序盤は辻が3.35と3.25でリードする。Ailen Magosが3本目に5.00を出してニードは1.60。辻も4本目に4.25を出して差を広げる。Ailen Magosがバックアップを伸ばし1位へ上がりヒート終了。2位辻、3位Noa Parrishはリパチャージに回った。
ヒート4は岩見天獅、鈴木仁、インドネシアのWayan Darmaの3名ヒート。
Wayan Darmaは2本目に6.25をマークして1位へ上がり、岩見が2位、鈴木が2位で序盤が進む。岩見が3本目に7.00を出して1位へ上がる。鈴木も5.50を出して追いかける。ヒートはその後鈴木が逆転し、1位岩見、2位に鈴木、3位にWayan Darmaとなった。
ヒート5は塚本勇太、河谷佐助、台湾のHan Tsung Linの3名ヒート。
オープニングはHan Tsung Linが乗り2.65でスタート。塚本が1本目に3.30を出して2本目に4.50で1位へ上がり、河谷の1本目は2.25。塚本が3本目に4.00を出してバックアップを伸ばし、河谷が3本目に2.80を出して2位へ出るが、Han Tsung Linが4本目に2.70を出して逆転2位へ。河谷が後半に3.65、4.05を出して2位へ上がりヒート終了。
ヒート6は安室丈、インドネシアのMade Pajar、フィリピンのAlipayo Philmarの3名ヒート。
各選手1本目のライドが終わりAlipayo Philmarが3.50でややリード。安室は2本目に4.35を出して1位へ上がる。Made Pajarが3本目に5.00を出して2位へ上がると、4本目に7.30を出して1へ上がり、2位には3本目に4.85を出して安室となりそのままヒート終了。3位はAlipayo Philmarとなった。
ヒート7は西慶司郎、ベトナムのThanh Phu、スリランカのSamanの3名ヒート。
各選手1本目に乗り終えたところで、西がややリード。西は2本目に5.00を出して1位に出ると、3本目に5.75を出してトップを伸ばし、4本目に5.60とバックアップを伸ばしリードを広げる。2位にはSamanがつけている。ヒート半分でThanh Phuが2位へ上がり、西はラストウェイブで6.00を出してトップを伸ばしそのままヒートは動かず1位西、2位Thanh Phuで終了。
ヒート8は金沢呂偉、佐藤魁、タイのSunny Wasanの3名ヒート。
佐藤が1本目に4.75を出してリードし、金沢はポイントが伸びず苦戦。Sunny Wasanは1本目に2.40で3位に。佐藤は3本目に2.65でバックアップを作る。金沢は3本目にエアリバースを決め7.25を出して1位へ上がり、さらに5本目に7.15を出して差を広げる。Sunny Wasanは12.00のコンビネーションとなってしまう。結果、金沢が1位でラウンドアップし、2位には佐藤が入った。
ラウンド2ヒート1は、インドネシアのWayan Darmaが1位、田中英義が2位に入りQFへ進んだ。
ヒート2では1位辻裕次郎と2位鈴木仁がQFへ進出した。
ヒート3は1位安室丈と2位河谷佐助がQFへ進んだ。
ヒート4は1位Alipayo Philmar、2位佐藤魁となりQF進出。
クォーターファイナルへ。
ヒート1は田中大貴、仲村拓久未、インドネシアのWayan Darmaと鈴木仁。
鈴木が1本目に5.00でリードするが、田中、Wayan Darmaが中盤に1、2位と上がる。鈴木は4本目にバックアップを伸ばし2位へ上がる。1位は田中で、4.25と4.50。残り時間5分となり各選手の動きがクイックになる。Wayan Darmaと仲村に逆転のライドは出ず1位田中、2位鈴木がSF進出となった。
ヒート2はAilen Magos、岩見天獅、辻裕次郎と田中英義。
各選手1本目は3点台や2点台でほぼ互角なスタート。前半は田中と岩見が3点台を2本まとめ1、2位に。田中が4本目に4.40を出してややリード。岩見が3本目に5.40を出して1位に上がり、田中が2位をキープ。岩見は7本目に6.15を出し差を広げ、田中もラストウェイブで4.65を出して2位をキープしてヒート終了。
ヒート3は塚本勇太、Made Pajar、安室丈と佐藤魁。
安室が1本目に4.50を出してやや有利な展開で、佐藤が3.50で追う。その後同じようなポイント差でライディング本数が増えヒートは進み、Made Pajarが3本目に4.60を出して2位へ上がり、残り7分。塚本がラストに乗りヒート終了。ニードは3.56だが2.90と届かず1位安室、2位Made PajarがSF進出。
ヒート4は西慶司郎、金沢呂偉、Alipayo Philmarと河谷佐助。
金沢が1本目に6.00を出してまず有利にヒートを進め、河谷が5.00 、西が3.25で追う。河谷が2本目に6.65を出し1位へ上がる。金沢も4本目に4.95で追いかける。西とAlipayo Philmarのポイントがなかなか伸びない。西は一時4位となり3位まで上がるが逆転はできず1位河谷、2位金沢となった。
セミファイナルへ。
ヒート1は田中大貴、岩見天獅、Made Pajarと金沢呂偉。
金沢が2本目に3.75を出してまずヒートを動かす。Made Pajarと田中もライディングするがポイントは伸びず。岩見が1本目3.50、2本目3.75でトップに。田中は3本目、4本目とも3.50で2位へつける。岩見は3本目に5.25を出してトップを伸ばす。田中も4本目に4.50、5本目に4.00を出して岩見を追う。Made Pajarも後半ポイントを伸ばすがなかなか届かず4位でヒートが進む。金沢もラストスパートで追いかけるが届かず1位岩見、2位田中がファイナル進出となった。
ヒート2は安室丈、河谷佐助、鈴木仁と田中英義。
まずは鈴木が3.00、田中が2.25でヒートを動かす。ヒート半分で安室がトップへ出て、田中が2位に。鈴木のニードが2.86、河谷のニードが5.50。安室が3本目に5.30を出すが、鈴木が5本目に8.00のエクセレントをマークして1位へアップ。そこで残り時間1分30秒。安室がラスト5.00で差を詰めるがヒート終了となり1位鈴木、2位安室となった。
いよいよファイナル。
ファイナリストは岩見天獅、鈴木仁、金沢呂偉と安室丈。
オープニングは鈴木が乗り、続いて岩見もライドし、金沢も続く。鈴木と岩見がややリードし、安室はじっくり待つ。金沢が2本目に6.25を出して一歩リードすると、安室が1本目に乗り4.90を出し開始8分で2位へ。ポテンシャルのある波の数が減り、各選手ポイントが伸ばせず苦労しているところで、残り7分で鈴木が乗りエアリバースを入れ、4.25を出して3位へ上がりニードは5.61。安室はまだ2本のライドでニードは4.96。鈴木が6本目に4.25、7本目に4.20を出して2位へ上がりニードは5.61。岩見がラストライドしヒート終了。岩見は4.30、ニードは5.56で届かず金沢の優勝が決まった!
表彰式
【結果】
優勝:金沢呂偉、2位:鈴木仁、3位:安室丈、4位岩見天獅
今大会でもJPSA海洋環境保全プロジェクトとしてビーチクリーンが行われた