【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第3戦
クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロは、神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎パーク(ヘッドランドビーチ)でスタート。
天気は晴れ、風は早朝無風でコンディションは問題ないが、うねりは弱く潮が多い時間帯ということもありフラットな状況。
今大会も選手、スタッフともコロナ感染予防対策をしての開催となっている。
7時にファーストコール後ウェイティングに入り、潮が引き乗れる波数が少し増えてから10:40に開始。
ダブルバンクを予定しているが、まずはBポイントのみスタート。
Bポイントは。メンズランド1ヒート1は、堀野稔、榊原英基と井上直樹の3名。 オープニングライドは榊原が乗り3.17となり、続いて堀野が乗り3.57とマズマズの出だしとなる。堀野が2本目、3本目とポイントを伸ばし1位へ。榊原は2本目にノーズを2回決め4.50で2位へ。ヒート9分で榊原がバックアップを伸ばし1位へ上がり、井上もファイブからテンを決め5.00を出して2位へあがり、バックアップも伸ばし1位になりヒート終了。堀野も4点台を2本出し追いかけるが届かず2位には榊原が入った。
2ヒート目からAバンクも使い、ウィメンズヒート1もスタートする。
メンズヒート2は、久保博崇、小島健太郎、森川一雄と地元、牧野拓滋の4名。小島が1、2本と乗りまずは1位へ。牧野も本数に乗るがポイントが伸びず苦戦。10分経過で牧野のニードは3.07で、6本目に3.97を出して2位へ上がる。久保が5本目に4.60を出して2位へ上がり、8本目にも4.00を出して1位へ上がりヒート終了。2位には小島が入った。
Aバンクではウィメンズラウンド1ヒート1もスタートし、佐久間恵梨、菅谷裕美、瀬下絵里子とローカルシードの星野千帆。菅谷は産休明け復帰第1戦となる。菅谷が1本目に4.33を出して良いスタート。星野も3本目に4.00を出して2位へつける。瀬下が6本目に6.00を出して1位へ上がると、菅谷は5本目に6.33を出して再び1位へ上がり8本目にはエクセレントの9.50を出して3位以下をコンボにしヒート終了。2位には瀬下が入りトータル12.67でプロ公認資格を獲得した。星野は惜しくもここで敗退。
ウィメンズラウンド2ヒート2は、平賀美香、関口海璃、榊原頼子と松永直美の4名。 各選手1本目に乗った時点で皆1点台となり、平賀が2本目に5.17を出して1位となり、松永が2本目に3.17で2位へつける。3位の関口のニードは2.31、4位榊原のニードは2.94で、8本目に6.17を出して1位へ上がりラスト10本目でバックアップも伸ばし1位で終了。2位は平賀となった。
メンズのラウンド1ヒート5は地元、田沼亮がクレジット。大きな声援を受けるが思うようなライディングができずここで敗退。1位は若手の小熊海ノ介となった。
ウィメンズラウンド2ヒート3は、吉田未来、大橋寛子、丹羽美樹と瀬下絵里子の4名。 瀬下はラウンド1でプロ公認を獲得した選手。吉田が3本目、4本目とうまくまとめ1位になり、2位には大橋が2本目に4.17を出して追いかけ、4本目に2.23を出して1位へ上がるが、吉田が7本目に3.27を出して1位に上がりヒート終了。2位は大橋となった。
ヒート4は戸田成美、古家伸子、遠藤夕子と菅谷裕美。
戸田が1本目に4.50を出してやや有利にスタート。古家も1本目に3.83を出して追いかけると、菅谷が4本目に4.57を出して1位になり6本目にも3.70でバックアップを伸ばしリードする。戸田が2位へつけ、古家がニード2.91で追いかけ、4本目に3.57で逆転2位へ上がりヒート終了。
ウィメンズヒート6は、田岡なつみ、矢澤直子、布目純と伊藤奈央子の4名。
ヒート開始から田岡が積極的に乗るが、あまりポイントは伸びず2点台のライドで留まるが4本目に5.17をマークし、5本目にも4.53を出して差を広げる。1本目に3.00を出した伊藤が2位につけ、3位の矢澤のニードは2.68、4位布目のニードは2.81。結局、田岡は7本目、8本目と6.00、エクセレントの9.00を出してダントツ1位となり2位以下をコンボとしてラウンドアップ。2位には伊藤が入った。
続いてメンズラウンド2へ。
ヒート2は吉川祐二、鈴木剛、井上直樹と小島健太郎。
鈴木がセットを掴み1本目に6.50を出して有利に進める。井上も2本目に4.17で2位につけ、ベテラン吉川も積極的に乗り追いかける。井上も3本目に7.001位へ上がり、2位は鈴木。3位吉川のニードは5.71、4位小島はまだ1本のライディングでニードは8.07。後半はヒートが動かず1位井上、2位鈴木でヒート終了となった。
ヒート3は、米本好希、西口京佑、安井淳と久保博崇の4名。 米本がエクセレント8.17を出すがバックアップを伸ばせず、西口が6.83と5.33と2本まとめ1位となり、米本は2位でラウンドアップ。
ヒート4は櫻井凰太、佐藤広、市川貴大と倉田崇。
櫻井が1本目に5.00を出してリードし、市川も1本目に4.17を出して有利な展開。そして市川が2本目に2.33を出して2位へ上がり、3位の佐藤のニードは3.58だが、逆転できる波は来ず1位櫻井、2位市川でヒート終了。
ヒート7は畑雄二、平川義宏、櫻井鳳二と小林賢治。
小林が1本目に4.50を出してヒートがスタート。グランドチャンピオン経験者の畑は2本目にきっちりコンビネーションを入れ6.17でリードする。櫻井もどんどん波に乗るが決定的なマニューバーを入れることができずポイントは伸びない。平川も3.93を出して追いかけるが、小林もバックアップを作る2位をキープ。畑は、8本目に5.67を出してバックアップを伸ばしヒート終了。1位畑、2位小林となった。
ヒート8は藤井辰緒、石井乃亜、小熊海ノ介と今井康平の4名。
各選手の1本目はほぼ互角となりロースコア。2本目に小熊がフロントサイドでノーズをきっちり入れ5.00を出すと、藤井もノーズからリエントリーのコンビネーションで6.00を出しトップへ。石井も5本目に6.67を出して2位へ上がるが、藤井が4本目に4.53を出して逆転2位に。小熊は6本目に5.60を出して1位をキープしヒート終了。2位は藤井が堅守した。
ここで十分な波が本数こないと判断しDAY1のスケジュール終了。