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JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第3戦
第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯は、茨城県東茨城郡大洗町 磯場ポイントでDAY２。
天気はヒート開始間際から雨が降り出し、風は弱いサイドオンショア。波は昨日より少しサイズアップし、コシ〜ハラくらいでややトロめなブレイク。
ヒートは６：５０よりメンズのラウンド３からスタート。
ヒート１は金沢呂偉、松下諒大、加藤嵐と和氣匠太朗の４名。 オープニングライドはホーンが鳴ってすぐ松下が乗り4.00、そして和氣が続き5.25、加藤も乗り2.50とヒートが動く。ヒート開始半分で和氣が2本のライドで１位、２位には松下、続いて2本目に4.35を出している加藤。そして金沢が3本目に6.00を出してトップに出ると、和氣も3本目に4.20を出して１位に上がる。金沢は4本目に4.60を出して逆転。その後加藤、松下も追いかけるが二人に届かず、１位金沢、２位和氣でヒート終了。
ヒート２は辻裕次郎、鈴木仁、須田喬士郎と松永健新の４名。
各選手1本目のライディング終了で、辻が3.00とややリードするが、須田、鈴木が2本目に3.50、3.25とスコアを上げてくる。鈴木は4本目に3.70を出して逆転１位へ上がると、須田が5本目に5.00を出して１位に上がる。辻はじっくり波を選びながら4本目に4.10を出して２位へアップ。鈴木のニードは3.41。終了間際鈴木が乗り4.35で２位へ上がり、ニード3.96で辻がラストウェイブにライディングするが3.30と届かずヒート終了。１位須田、２位鈴木となった。
ヒート５は田中大貴、川俣海徳、野呂海利と岡村晃友の４名。
田中と野呂の義兄弟対決にも注目。ゆっくりのスタートとなるこのヒート、野呂が１本目に4.25を出してヒートが動き始め、田中もバックサイドへ１本目に乗り4.00。野呂は2本目に3.20、3本目に3.40を出して積極的にヒートを引っ張る。川俣の1本目は2.40。田中が2本目に3.70を出して１位へ上がると、野呂も4本目に4.05を出して逆転。川俣が3本目に5.35を出して２位へ上がる。田中のニードは4.21。さらに川俣は4本目に4.55を出して１位へ。田中が5本目に4.55を出して２位へアップ。野呂のニードは4.31。野呂のラストライドは3.70でニードに届かずヒート終了。１位川俣、２位田中がラウンドアップ。
ヒート6は平原颯馬、地元茨城の石崎孝行と安井拓海の３名。
石崎が1本目に乗り3.00でヒートを引っ張る。平原は１本目に4.00を出し、2本目に2.50でまずはリード。安井はなかなかポイントが伸びないが２位につけ、石崎は右側でじっくりと波を待つ。その石崎は2本目に2.75で２位に上がり、3本目に3.45で２位キープ。安井のニードは3.95。安井は3.75を出しニードを2.70にして6本目に2.70で２位へ上がると、石崎のニードは3.01で4本目に3.25を出して逆転。安井のニードは2.95で8本目に4.15で２位へ。石崎はラストライディングにかけるが2.70で届かずヒート終了。これで地元茨城の選手が全員敗退となってしまった。
ヒート７は太田拓杜、新井洋人、小笠原由織と荒木陸叶の４名。
太田が1本目に4.50で飛び出すと、新井が1本目にフロントサイドで３マニューバー入れ5.50を出して、リードすると2本目にも4.40でトップへ。荒木も2本目に4.10を出すが、太田と小笠原に逆転され４位へ。太田は2本目に3.40を出して２位をキープ。３位の小笠原のニードは4.01。結果１位、２位は変わらず新井と太田がラウンドアップした。
ヒート８は昨年の優勝者安室丈と2017年の優勝者善家尚史がクレジット。
そして河村海沙も登場し、新島と同じく安室と師弟対決。各選手1本目のライディングに乗り、大音凛太が4.50で河村が3.75、安室が0.95、善家が1.75と大音がリード。安室は4本目に6.25を出して１位へ上がる。２位は大音、３位に河村。善家はポジション変更もせず波を絞って待っているようだ。残り4分で善家が2本目に乗るがポイントは伸びず2.80。そしてヒート終了で、１位安室、２位大音となり、安室は新島のリベンジとなった。
ヒート１２は西慶司郎、小嶋海生、佐藤利希と小川葉良の４名。
小嶋が1本目から5.25、2本目に6.25を出して好スタート。西も1本目に4.50、佐藤も5.00とマズマズな出だし。佐藤は2本目に4.50を出して２位で小嶋を追いかける。西が待っている波がなかなか来ないまま時間は過ぎ、3本目に3.90を出して３位へ。その後２位だった佐藤が小川に対してプライオリティーインターフェアを犯し４位へ。西が２位へ上がると5.00を出してヒート終了。１位小嶋、２位西となった。
続いてウィメンズのラウンド３へ。
ヒート１は中塩佳那、野呂玲花、大村奈央と池田美来。
中塩が1本目に4.75を出して、大村も5.00と二人が好調なスタート。野呂も1本目に4.00で後を追う展開。2本目にも大村は4.05で１位となり、２位には中塩がつけている。池田も1本目に5.40を出して有利な状況。池田が2本目に8.00のエクセレントを出して１位へジャンプアップ。３位の中塩が5本目に際どいセクションへ２マニューバー入れ6.25で２位へ。大村がラストウェイブに乗るがニードに届かずヒート終了。１位池田、２位中塩となった。
ヒート２は昨年の優勝者松岡亜音、都築虹帆、丸山千朝と伊藤ななみ。
松岡は1本目に5.00を出してヒートをリードすると、都築が1本目に6.50で有利な状況に。丸山と伊藤のポイントは伸びない。都築が2本目に4.65を出して１位へ。ヒート半分で１位都築、２位松岡で松岡のニードは6.16。３位の丸山のニードは7.15。丸山も攻めるが4.40と伸びず、伊藤も3.55からポイントを伸ばせずヒート終了。１位都築、２位松岡がアップ。
ウィメンズのヒート４進行中には、サメのような水影が確認され、ヒートが一旦中断となるハプニングがあった。
メンズのラウンド４、ヒート２は松永大輝、矢作紋乃丞、和氣匠太朗と鈴木仁。
矢作が1本目に3.00で各選手１本目に乗ったところでリードする。和氣、鈴木、松永は１点台で様子を見るライディング。鈴木は２本目に4.15を出し２位へ上がり、１位は矢作で２本目に4.75を出している。
ここでまた、ウィメンズのヒート４と同様の水影により、ヒート中断となる。
残り11分38秒でリスタート。 和氣が４本目に乗り3.65で３位へ上がると、すかさず松永が４本目に4.80を出して２位へ上がり、鈴木が３位、和氣が４位に。矢作は５本目に5.10を出して差を広げヒート終了。１位矢作、２位松永。
ヒート４は新井洋人、安室丈、田中大貴と安井拓海の４名。
安井がオープニング早々ライディングするが0.90、２本目が2.00。田中が１本目に3.00、安室の１本目が5.00で安室がリードする。新井はここまでノーライド。新井の１本目はインサイドまできっちり乗り5.25でトップに。安室は２本目も5.50でトップに上がる。安井が８本目に6.00を出し２位へ。３位の新井のニードは4.51。安室は３本目に３マニューバーを入れ5.30でバックアップを伸ばしヒート終了。１位安室、２位安井となった。
ヒート５は関口真央、田中英義、仲村拓久未と西慶司郎。
田中が１本目に3.50を出して、先に乗った仲村と関口を抑えまずは１位に。関口が２本目に2.90でトップに出るが、西が１本目に乗り3.80で１位に躍り出る。関口は３本目に4.25を出すと、仲村が4.75でトップに出るが、西が２本目に4.40を出して１位へ。トップは目まぐるしく変わるが、田中はじっくりと２本目を待ちセットへライディングをすると4.60で２位へ。西は３本目に5.25を出してトップへ。関口と仲村は逆転を狙い次々ライディング。西は４本目に4.85を出してバックアップを伸ばし、２位は田中がキープ。仲村はラストウェイブでニード3.80にトライするが3.65で届かずヒート終了。
ヒート中断のロスタイムもあり、予定されたスケジュールを残して本日は終了となった。
