【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード シニアツアー第1戦シニアプロ新島とマスタープロ新島がスタート。
今大会もコロナ対策として渡航前に検温、抗原検査を行い、さらにコンテスト前に検温、抗原検査を行った上で開催。
大会会場は当初予定していた羽伏浦海岸から淡井浦海岸へ移動。
天気は晴れ、風は弱いオフショア、波はセットハラ〜ムネ。
第1ヒートはシニアプロヒート1から。
ヒート1は牛越峰統、浦山哲也、今村大介の3名ヒート。
オープニングは浦山がバックサイドへ1本目のライドをして2.50、今村が続いてフロントサイドへライディングして3.67。すぐに今村が2本目にライドで2.90。波を待っていた牛越も1本目に乗り3.30を出しここで全員ライディングし、今村がリードする。浦山が3本目にバックサイドで深いボトムターンからキレのあるマニューバーを入れて6.00でトップに出るとバックアップも4.57と伸ばす。2位には牛越がつけ追いかける。その後牛越、今村とライディングを重ねるが届かず1位浦山、2位牛越、3位今村となった。
第2ヒートは、遠田真央、関谷利博、徳田昌久と今村厚。
1本目は徳田が乗り4.00。関谷の1本目が2.73、今村の1本目が2.10となり、開始5分で遠田はノーライド。遠田の1本目は2.73でこの時点でトップは徳田で2は関谷となる。残り2分くらいからセットも入り各選手キレのあるライディングで今村も5.00でトップに出るが関谷と徳田が6点台を連発。結果1位関谷、2位徳田となった。
第3ヒートは進藤晃、福地孝行、比嘉力夫と植松成実。
進藤がスタートから飛び出し、4.33と6.33でトップに。2位には地元植松がつけ、福地は1本だが4.90を出している。半分経過で比嘉が2位へ上がる。福地は2本目に乗りニードは1.17。1.83で2位にアップ。植松はチューブ狙いに絞っているようだ。進藤はバックアップを5.53としてトップを走り福地が3本目に6.13を出して追いかけるが届かず、1位進藤、2位福地となった。
続いてセミファイナルへ。
第1ヒートは浦山哲也、関谷利博と福地孝行の3名。
浦山がオープニングライドでバックサイドへ滑り2.60。続いて関谷が乗り3.17。浦山が2本目に5.33を出してトップになり、福地が1本目に4.50を出してバックアップを揃えにいく。関谷が3本目に4.60を出してトップに出て後半へ。後半は各選手一気にスパートをかけライディングするが、順位変動はなく1位関谷、2位浦山で終了。
第2ヒートは進藤晃、牛越峰統と徳田昌久の3名。
牛越が1本目に6.50を出して有利にヒートを進める。進藤も2本目に4.17を出し徳田の1本目は2.43。進藤もサイズのある波をチョイスしてライディングするがフィニッシュが決まらず点数が伸びず、牛越が4.23を出してバックアップを伸ばす。進藤が5本目に5.33を出して追いかけるが逆転できず1位牛越、2位進藤となった。
次は【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード マスタープロ新島のファイナルへ。
河村正美、川井幹雄と岡野教彦の3名。
河村が1本目に4.00を出してヒートをリードすると、岡野が2.50、川井が1.00で追いかける。岡野が2本目に3.80を出して1位へ。川井はレイトテイクオフからライディングし2.57。まだ1本のライディングだった河村が2本目に乗るが2.60でニードに届かず、川井もラストビックセットにトライするが終了ホーンの後となりヒート終了。
マスタープロ新島の優勝は岡野教彦となった!おめでとうございます!
続いてシニアプロ新島のファイナルへ。
ファイナリストは、関谷利博、牛越峰統、浦山哲也と進藤晃の4名。
序盤から牛越が飛ばし、3本目に5.00を出してバックアップは3.83でリード。2位には浦山がつけ、進藤は1本のライディングで3位へ。浦山は3本目に6.83を出して2位だが、ややリードか。牛越は積極的に波に乗るがポイントは伸ばせない。逆に浦山はじっくりと波を選び始める。浦山のニードは2.57。終了間際に関谷、進藤、浦山が乗るシーンとなるが、進藤がテイクオフして内側から浦山がテイクオフ。この時プライオリティーは浦山にあり、進藤のインターフェア。浦山は思うようにポイントが伸びないが、その裏で牛越が波に乗り2マニューバーを決め6.17を出す。これでは浦山のライディングが良くてポイントが出ていても結果、牛越が再逆転となる流れとなり完璧なシナリオの優勝!
表彰式
新島村商工会 会長 前田安久様よりご挨拶
結果
マスタープロ
優勝:岡野教彦
2位:河村正美
3位:川井幹雄
シニアプロ
優勝:牛越峰統
2位:浦山哲也
3位:関谷利博
4位:進藤 晃