【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2022 プロトライアルロングボード第1戦は、3月6日(日)より千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント)で開催されDay3スタート。
天気は晴れ、うねりは弱い西寄りのうねりと北東うねりが回り込み、風は北寄りの風でコンディションは問題ないが割れづらい状況。
今年はプロトライアルの方式が変わり1ヒート15分で上位2人が次のラウンドで勝ち上がり、トライアルラウンド3の各上位2名が前半戦(一宮大会と千倉大会)の出場権が得られることになる大事なトライアル。
そして、トライアルヒート中、1ウェイブで7点、もしくはベスト2スコアで11点以上を出した選手は公認プロ資格が与えられる。
潮が引きに動くのを待って8:00にウィメンズのトライアルラウンド3ヒート1からスタート。
ヒート1にはNSAロングボードクラス3位の田原ありい選手がクレジット。
1位はNSAでランキング14位の関口紗稀選手が入り、2位に田原選手。
ヒート2はNSAランキング28位の瀬下絵里子選手が1位で、2位にNSAランキング8位の鈴木明子選手という結果となった。
前半戦のアマチュアシード権を獲得したのは、関口紗稀選手、田原ありい選手、瀬下絵里子選手と鈴木明子選手の4名。
メンズのトライアルラウンド1へ。
ヒート1では櫻井凰太選手がワンライド7.00、トータル12.53でプロ公認資格を獲得したのを皮切りに、ヒート2ではトータル11.97で大竹琥太郎選手、ヒート4では櫻井鳳二選手(12.37ポイント)と井上直樹選手(12.00ポイント)、ヒート5ではトータル11.33で小熊海ノ介選手がプロ公認資格を獲得した。
その後は落ち着き潮も少なくなりショルダーが続かない速めのブレイクとなりポイントが伸びないままトライアルラウンド2へ。
ラウンド2も既にプロ公認資格を獲得した、櫻井凰太選手、大竹琥太郎選手、櫻井鳳二選手、小熊海ノ介選手の2004年、2005年、2006年生まれが確実にポイントを出しラウンドアップしていく。
ヒート1では4人中3人がプロ公認を獲得している選手で、齋藤亮次選手が注目されるが惜しくもここで敗退。
ヒート2の堀井創選手は、プロロングボーダー堀井哲プロの弟で2位となりラウンドアップ。
14時くらいになると潮が上げに動き始めかなり波数が減ってきた。
ヒート6はウィメンズプロサーファー田岡なつみプロの弟、田岡遼平選手がクレジット。トップ通過でラウンド3へ上がった。
いよいよトライアルラウンド3へ。 このラウンドで上位2名になればアマチュアシードとして本戦の前半戦に出場できる。
ヒート1は櫻井凰太選手と櫻井鳳二選手の兄弟対決と、牧野大敬選手と太田祐城選手の4名。櫻井兄弟が1、2でヒートが進むがラストウェイブで太田選手が櫻井鳳二選手を逆転して2位となりAMシードを獲得した。
ヒート2は小熊海ノ介選手と大竹琥太郎選手が既にプロ公認を獲得していて、対する坂本亮選手と堀井創選手が1、2となりAMシードを獲得できるかが注目となり、坂本亮選手と堀井創選手が意地を見せ1、2フィニッシュでAMシードを獲得した。
ヒート3では田岡遼平選手が1位、2位に大島弘樹選手が入りAMシードを獲得。
ヒート4は平田拓海選手と土屋貴洋選手がAMシードを獲得し、第1回のプロテストが終了した。
ロングボード界も2000年代生まれのサーファーが旋風を巻き起こしそうな予感がする。
2022年の初戦はショートボードは4月4日からのさわかみ一宮プロ、ロングボードは4月8日からのさわかみ一宮プロとなる。