【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード・ロングボード第5戦 -CS3-さわかみチャレンジシリーズ ALL JAPAN 田原プロ -Challenge III-はDAY4。
うねりは東よりのうねりが強まりややサイズアップ。風は弱い北東風でコンディションは問題ない。
ショートメンズQFヒート1はグランドチャンピオンを狙う2人西慶司郎と仲村拓久未。仲村が1本目に4.93を出して西は1本目3.00でスタート。西は3本目に6.23でトップに出ると、中村もじっくり待ってセットに乗り5.40で逆転。しかし、西も4本目に5.67をマークして再びトップにたちヒート終盤へ。仲村も3、4本と乗るがポイントが伸びずヒート終了。
西のセミファイナル進出が決まり、ここで西慶司郎の2021 JPSAショートボードメンズグランドチャンピオンが決定した!おめでとう!
ヒート2は田中大貴と大野修聖。 田中が1本目に6.10を出してリードすると大野も2本目に5.83で追いかける。しかし田中もすぐに4.40を出してバックアップを伸ばしリードを保つ。大野もラストウェイブで逆転を狙うが届かず田中がSFへ駒を進めた。
ヒート3は脇田泰地と鈴木仁。両者ともエアーがある選手なのでエアーがキーになる可能性も。脇田は1本目に5.23を出し有利にヒートを進め5本目にも6.67を出して突き放す。鈴木も7本目にバックアップを伸ばすが届かずヒート終了。脇田がSFに進んだ。
ショートヒート4は辻裕次郎と田中英義のベテラン対決。
辻は2本目に5.00を出して田中も4.60でほぼ互角のスタート。田中は3本目に4.00を出して有利にヒートを進めるが、その後狙っているセットは来ず、辻が6本目に3.77でトップになりそのままヒート終了。
ウィメンズセミファイナルヒート1は須田那月と高橋みなと。須田が1本目に4.17を出し高橋も2本目に5.60を出して高橋リードでスタートすると、須田も2本目に5.13で逆転。すると高橋もすぐにバックアップを伸ばし逆転トップへ。ここで少しヒートの動きが落ち着く。須田が4本目にセットを掴みキレのあるマニューバーで6.93を出し逆転。その後は1位を須田がキープしファイナル進出を決めた。
ヒート2はグランドチャンピオンがかかる松岡亜音と都築虹帆。
松岡が1本目に6.67、2本目に4.00を出してリードする。都築も1本目に4.50を出して追いかけるが差は詰まらず。しかしラストウェイブで7.00を出して逆転し、松岡もラストにかけるが届かず都築のファイナル進出が決まった。
メンズセミファイナルヒート1は西慶司郎と田中大貴。
1本目は二人とも4点台でイーブンなスタートになり、田中は2本目に4.90を出すが、西は3本目に6.67を出してリードする。後半に西が5.10を出してバックアップを伸ばしさらにラストウェイブで6.17を出しさらに伸ばしヒート終了。西がファイナル進出となった。
セミファイナルヒート2は脇田泰地と辻裕次郎。
脇田が1本目に6.60を出しヒートをリードし、辻は4点台からなかなかポイントが伸びない。脇田は6本目に6.13を出して差を広げる。辻も粘るが逆転のライディングはできず脇田のファイナル進出が決まった。
ウィメンズのファイナル。
ファイナリストは須田那月と都築虹帆。続きは1本目に6.67を出し2本目に4.33を出してリード。須田は3本目に5.17を出してニードは5.84。都築は4本目に6.60を出して差を広げる。須田もバックアップを伸ばし追いかけるが終了のホーンがなり都築の優勝が決まった!
メンズのファイナルへ。
ファイナリストは西慶司郎と脇田泰地。脇田は1本目に7.00を出すと、西も1本目に7.67を出しハイレベルな戦いがスタートした。脇田は4本目に9.00を出すと西も4本目に6.23を出して追いかける。ニードは8.34。ヒート後半に波乱が起こり脇田と西が同じ波にテイクオフ。プライオリティーは脇田。なんとここで西がインターフェアーを犯し万事休す。そのままヒートが終了し脇田の初優勝が決まった!西は脇田が逆サイドに乗っていくと思ったらしい。
[結果]
男子
優勝:脇田泰地
2位:西慶司郎
3位:田中大貴、辻裕次郎
女子
優勝:都築虹帆
2位:須田那月
3位:松岡亜音、高橋みなと