【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第5戦 -CS3-
さわかみチャレンジシリーズALL JAPAN 田原プロ -Challenge III-は愛知県田原市伊良湖のロコポイントでDAY3スタート。
うねりは昨日よりやや東よりのうねりが強まり右側のバンクが早めに割れ始め、風はやや強い北風でやや海面に影響が出ている。
ウィメンズのラウンド2。
ヒート1はグランドチャンピオンに一番近い川合美乃里がクレジット。同じくグランドチャンピオンとルーキーオブザイヤーの可能性がある松岡亜音も登場。ここに2010グランドチャンピオン大村奈央と2017グランドチャンピオン西元梨乃ジュリが絡む。 西元が1本目に6.33を出してヒートをリード。松岡も2本目に4.10を出して追いかける。川合がなかなかポイントが伸びるライディングができず3位のまま進行。結果西元、松岡のままヒート終了し、川合の敗退が決まった。
ヒート2は松永莉奈、都築虹帆、宮城有沙と高橋みなとの4名。 都築が2本目に5.07を出してリードすると、4本目に8.33のエクセレントを出し独走。高橋は2本目に6.33を出して松永と2位争い。高橋が3.60のバックアップを伸ばし2位をキープし、松永がラストウェイブで5.57を出して追いかけるがタイムアップ。1位都築、2位高橋となった。
ヒート3は池田美来、川瀬心那、庵原美穂と須田那月の4名。
須田が1本目に5.37を出してリード。庵原と川瀬が4点台を出して追いかける。川瀬が4.77と4.80を出して逆転1位となる。池田は開始からプライオリティーを持つがなかなかライディングせず後半に1本目にやっと乗り5.17を出すが時すでに遅く終了のホーン。1位川瀬、2位須田となった。
池田が敗れたことにより松岡亜音のルーキーオブザイヤーが決まった。
ヒート4は橋本恋、浅野こなみ、佐藤李と川瀬新波の4名。 佐藤が1本目に6.50を出してスタートダッシュし、3本目に5.70を出して大きくリード。橋本も2本目に5.23を出して追いかける。浅野と川瀬はポイントが伸びず、1位佐藤、2位橋本でヒート終了。
メンズラウンド3ヒート1は西慶司郎が4.57と6.83を出して安定の1位通過となり、2位には5.00と5.17を揃えた田中大貴が入り、ルーキーオブザイヤーを狙う松原渚生はここで敗退。あとは対象の齋藤昇吾の結果次第となる。
ヒート2はベテラン田中英義が5.50と5.10の5点台を2本まとめ1位通過となり、2位には鈴木仁が入った。
ヒート3は海外遠征帰りの西優司が本数乗り4.53と5.17と2本をまとめ1位となり、サイクルが合わなかったという松下諒大が2位に入った。
ヒート4では仲村拓久未が4点台の2本で1位通過となり、2位には河谷佐助。ルーキーオブザイヤーを狙う齋藤昇吾はここで3位敗退となるが同位となる松原渚生を抑えルーキーオブザイヤーを獲得した。
ヒート5は辻裕次郎が1本目に5.00を出してリードするが脇田泰地が4.87で追いかけバックアップの差で脇田がトップへ。堀越力と塚本勇太はなかなかポイントが伸びず、1位脇田、2位辻で終了。
ヒート6は大野修聖が2本目にエクセレント8.50を叩き出しダントツリードで、2位には走り込みでヒートに参加した大澤伸幸が入るが、中盤宮城和真が逆転し2位へ。大澤もラストまで粘るが届かず1位大野、2位宮城で終了。
ウィメンズのラウンド3へ。 ヒート1は須田那月が1本目に4.67を出しリードするが、都築虹帆が3本目に5.70を出して逆転。西元梨乃ジュリと橋本恋もジワジワと差を詰め2位争いが熾烈に。須田はラストウェイブで7.00を出し1位へ上がりヒート終了。2位は都築となった。
ヒート2は松岡亜音が3本目に5.50を出しリードすると、続いて4本目に4.33をマークしトップへ。高橋みなとも4本目に6.33を出して追いかけ川瀬心那も4点台を2本出し追随。しかし、このままヒートは動かず1位松岡、2位高橋で終了。
メンズのラウンド4へ。 ヒート1は西慶司郎が1本目に6.40をマークしスタートダッシュすると、4本目に6.00、さらに5本目に8.67のエクセレントを出して独走。2位争いはクロスし、松下諒大と鈴木仁の争いは5点台を2本出した鈴木が2位を獲得した。
ヒート2は田中大貴が6.33と6.73の6点台を2本まとめ1位通過となり、2位には5本目に7.00を出したベテラン田中英義が入った。
ヒート3は宮城和真がスタート良く飛び出し、仲村拓久未と脇田泰地が追う展開。仲村は1本目に乗ってから波をじっくり選び、脇田もポテンシャルのある波がつかめないでいると仲村が2本目に5.00を出してトップへ。すると脇田が3本目に8.00のエクセレントを出してトップへジャンプアップし、4本目に6.27を出しバックアップを伸ばし突き放す。仲村も5.67を出して追うが届かず1位脇田、2位仲村となった。
ヒート4は辻裕次郎が1本目に8.17のエクセレントをマークしスタート。大野修聖と河谷佐助は4点台のライディングでほぼ互角。どちらが5点台以上のライディングで抜き出るか?すると大野が4本目に6.50を出して2位へ。辻は4本目に7.17を出して独走状態に。大野がバックアップも伸ばし2位でヒート終了。
明日はいよいよファイナルデー。今シーズンのグランドチャンピオンも決定し総決算を迎える。