【Surfing for all がんばろう日本!】 JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第4戦 ムラサキ鴨川オープン supported by 秀吉内装は、千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント)でメンズのプロトライアルからスタート。
大会開始前には全員PCR検査を実施して結果が出てからのスタートとなる。
うねりは弱い北東〜東うねりでセット腰〜腹くらい。潮が多いとインサイドのブレイクのみだが、引いてくるとアウト〜ミドルでセット胸くらいになり綺麗にブレイクしてくる。
メンズのプロトライアルはトライアルラウンド2の上位2名がプロ本戦に出場することができ、プロ本戦のラウンド1を勝ち上がると公認プロ資格が与えられる。また、1ウェイブで7点、もしくはベスト2のスコアが11点以上でも公認プロ資格が与えられる。
プロトライアルヒート1には、浦山哲也プロの息子浦山斗希がクレジット。浦山は2位でラウンドアップし、浦山哲也プロは自分のヒート以上に緊張していたが一安心となった。
ヒート2には大橋海人プロの弟大橋茅人がクレジット。大橋は6本目に5.33をマークし逆転1位でラウンドアップした。
ヒート4では松本浬空が5.00と6.00のトータル11.00をマークして見事プロ公認資格を獲得した。
ヒート8では矢作紋乃丞は1本目のライディングで7.17をマークして見事プロ公認資格を獲得し、2本目も7.50を出してトータル14.67でラウンドアップした。
メンズプロトライアルラウンド2へ。 ヒート1では石井天使が5.33と6.83をマークしトータル12.16で見事プロ公認資格を獲得した。2位には大橋茅人が入った。
ヒート4はクロスヒートとなったがラウンド1でプロ公認を獲得した矢作紋乃丞は波を選びすぎたのか、2本しかライディングできず4位となりここで敗退となってしまった。
続いてウィメンズの本戦ラウンドへ。
ウィメンズはアマチュアも本戦から出場となるため、ラウンド2を勝ち上がった選手にプロ公認資格が与えられ、1ウェイブで7点、ベスト2のスコアが11点以上を出した選手にもプロ公認資格が与えられる。
ラウンド1ヒート1には、現在ツアーランキング2位の川合美乃里がクレジット。ショート第3戦の大洗大会でプロ公認を獲得した佐藤李は1本目に6.00を出してリードする。川合も2本目に4.17を出し追いかける。その後も佐藤は3点台のライディングを続け1位でラウンドアップし、2位には川合が入った。
ヒート2にはアメリカ生まれで四国に移住し注目されているアマチュア興梠サラがクレジット。海老原夏生が後半に4点台のライディングを続け1位でラウンドアップすると、2位には4点台、3点台を2本まとめ伊藤ななみが入った。
ヒート3には、第3戦大洗でプロトライアルから勝ち上がり優勝した松岡亜音がクレジット。そして、同じ大洗でプロ公認を獲得したが保留している松野杏莉もクレジット。松岡がヒートをリードして進み、大澤宥南がバックサイドの1マニューバーに決め打ちで2位へ。それを井上楓と松野杏莉が追うが結果、1位松岡、2位大澤でヒート終了。
ヒート5には地元の庵原美穂が登場。庵原は1本目に4.00を出してまずはヒートをリードする。芳田花瑚が1本目に3.33、で追いかける。加藤里菜もトータルで3.37として追随。そしてヒート半分を過ぎ芳田は2本目に3.93を出し3本目に4.43を出して1位へ上がるとそのままヒート終了。2位には庵原が入った。
ヒート7には久しぶりのJPSA参戦丸山千朝がクレジット。丸山は1本目に4.00を出してリード。そして池田美来が3.33、西元 梨乃 ジュリが3.10で追う展開。後半池田が4.67と4.37と2本まとめ1位へ上がり、丸山も4.47と4.23とポイントをアップさせるが2位でヒート終了。
ヒート12はDAY1の最終ヒートになる。 ここには現在ツアーランキング3位の須田那月がクレジット。そしてアマチュアの松山黎音は地元プロロングボーダー松山欣則の娘さんだ。ヒート後半まで西元萌エミリと岡田小夢希がヒートを引っ張る形で進み後半3位だった須田が右側へポジションを移すと残り時間3分で2マニューバー入れ逆転1位へジャンプアップしそのままヒート終了。2位には岡田が入り、松山は惜しくも4位で終了。ヒート終了後松山が涙を流しながら戻って来る姿が印象的だった。