【Surfing for all がんばろう日本!】JPSAジャパンプロサーフィンツアー2019 ショートボード第1戦 ガルーダ・インドネシア/旅工房 ムラサキプロ supported by 秀吉内装はDAY4。
天気は晴れ、風は微弱なオフショア。波のサイズはロータイドで肩セット頭くらいだったが、ヒートが始まる7:30にはビッグスウェルが届き始めダブルくらいのセットが入り始めた。海面は潮の動きもあり多少ヨレが入る難しいコンディションだ。
ヒート前にテストライドしていた、沼尻ジャッジや中村昭太ジャッジも難しいとの判断でスタートを30分遅らせた。
トップシードのエキサイティングなライディングが観られそうだ。
メンズラウンド4ヒート1は7:30から辻裕次郎、松岡慧斗、ホストプロでもある大橋海人、児玉椋の4名でスタート。積極的に大橋はライディングを重ね、辻も慎重に波を選んでライディングし1位と2位でラウンドアップ。ビッグウェイブで期待された松岡はじっくりセットの波のチューブ狙いで待ち、残り4分でファーストライドするが波が潰れチューブを抜けられず惜しくも敗退となった。
ヒート2はチューブに入れそうで入れない微妙なコンディションでボトムターンからの2マニューバーとい感じでなかなかハイポイントが出ない。そんな中河村海沙が2本まとめトップをキープしていたがラストで6点台を出した塚本勇太が逆転し塚本と河村がラウンドアップ。
ヒート3は序盤小川幸男がリッピング重視でトップを走り、高橋健人がバックサイドリップでスプレーを飛ばし追いかける。中盤に金沢呂偉も2位に出てくるが、後半高橋が小川に並ぶがハイポイントで小川が1位、2位に高橋でヒート終了。
ヒート4はチューブを狙う選手が多く、田中英義、三浦涼、西修司は果敢に抜けるのを狙うが閉じてしまう。ここの波を知る和井田理央はリップからカーヴィング系を織り交ぜポイントを出しトップを走る。後半に三浦が3マニューバー入れて6.90を出して2位に上がりラストで西が5.40を出し2位に上がるが三浦がラストライドでさらに逆転し1位和井田、2位三浦で終了。
ヒート5は大野修聖が1本目に2マニューバーの5.33を出して有利にヒートを進める。前半は鈴木仁がリードし大野が続く。高橋秀平が2本目のチューブ狙いで閉じてしまい板を折るアクシデントで出遅れる。松本コアもチューブからカーヴィング狙いで行くがチューブへの入りが浅く点数は伸びず3位から抜けられない。高橋もチューブから1マニューバーへ行くが4.73と伸びず結局1位鈴木、2位大野でヒート終了。
ヒート6は前半小笠原由織と安井拓海がチューブからマニューバーへつなぎグッドスコアでスタートダッシュ。大澤伸幸は大きいラインのマニューバーでライディングを組み立てるがポイントは伸びず、森友二もチューブを狙いうまく抜けて出て6,40で2位に。安井は残り1分で乗った5本目でチューブからカーヴィングで今大会初の9点台、9.33のエクセレントを出して1位を決定的にした。2位には後半ポイントを揃えてきた森となった。
ヒート7は仲村拓久未がオープニング早々8.17のエクセレントを出してスタート!序盤は静かな状態となり中盤にビッグセットが入りヒートが動き出す。仲村が2本目に7.00を出しトップを走り、佐藤魁も2本目に7.40で追撃、高梨直人も深いボトムターンから縦へのリップで4.17をマーク。澤村康生も4本目に5.73を出して3位に上がり終了間際で2マニューバーのライディングで3.43を出して逆転2位となった。
ヒート8はオープニングライドで河谷佐助がインサイドまでマニューバーでつなぎ5.83を出す。その後関口真央が6.00と3.93で1位になると、川畑友吾はじっくり波を選びまだ2本のライドで、渡辺寛は残り5分で2位になるが、すぐに河谷が2本目にのり1位へジャンプアップ。結果河谷が1位、関口が2位でラウンドアップ。
続いてメンズQFへ セットはダブルが本数多く入るが速い波が多く大橋海人、塚本勇太、高橋健人も三浦涼も思うようなライディングができないようだ。そんな中でも大橋と塚本が5点台、4点台を出して1、2位へ。中盤高橋が縦への動きで5点台を2本まとめ1位へ、2位には三浦が入り3位の塚本はまだ1本のライドでニードは0.13、4位の大橋のニードは2.03の僅差。残り4分で大橋がチューブから1マニューバーで8.07で2位にジャンプアップし、1位高橋、2位大橋がセミファイナルへ進んだ。
ヒート2は和井田理央が1本目に3マニューバーで6.50を出し小川幸男、辻裕次郎がそれぞれ1本乗り追いかける前半戦。河村海沙が中盤に1本目に乗り6.73で2位に。残り5分で和井田が7.60を出して独走。残り4分で小川がチューブから2マニューバーで9.00のエクセレントを出して2位へ浮上。そして終了となり1位和井田、2位小川となった。 ヒート3は前半関口真央が2本のライドで1位になり、安井拓海が1本目で5.67を出して2位へ。鈴木仁と澤村康生は1点台のライドで伸びず。後半になり関口が5点台を出し逃げるが、澤村が3本目に4マニューバーの7.17を出し1位へ。残り時間わずかで関口がのり5.63で2位をキープするが、その後安井が深いボトムターンからキレのあるリップでスプレーを飛ばし3マニューバー入れ7.17を出して1位へジャンプアップして終了。1位安井、2澤村がセミファイナルへ。
ヒート4は大野修聖と森友二がまずライディングする。8分経過時で全員が1本目にのり河谷佐助が5.50、仲村拓久未が4.50をマーク。仲村が2本目に8.00のエクセレントを出しトップへ。その後河谷が2本目のライドで5.37をマークし2位へ。ラスト終了間際に大野がセットに乗るがトップで潰されて逆転のポイントはでず終了で仲村と河谷がセミファイナルへ。
ここでバリ ジャパン フレンドシップマッチのヒートへ移行。
ラウンド1ヒート1はMade Awan、Darma Yasa、Kadek Murtika、辻裕次郎、小嶋海生の5人。Darma YasaとKadek Murtikaがセミファイナルへ。
ヒート2はAgus Frimanto、Dedi Santoso、Eka Pebri、高橋健人、大澤伸幸の5人。Dedi SantosoとAgus Frimantoがラウンドアップ。
ヒート3はKoko Mitsua、Mega Artana,Tut Juliarta、田中英義、佐藤魁の5人。田中英義とMega Artanaがラウンドアップ。
ヒート4はIwayan Supra、Wayan Juniarta、Ketut Augus、河谷佐助、高梨直人の5人。Ketut Augusと河谷佐助がラウンドアップした。 セミファイナルヒート1は、Darma Yasa、Dedi Santoso、Mega Artana、河谷佐助の4人。Mega ArtanaとDedi Santosoがファイナルへ進んだ。
ヒート2はKadek Murtika、Agus Frimanto、田中英義、Ketut Augusの4人。Agus Frimantoと田中英義がファイナルへ進出。
明日は選手集合7:00です。ショートメンズファイナルの後はロングボード第1戦のプロトライアルとなります。