【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第3戦 -CS2-
さわかみチャレンジシリーズ
千倉オープン -Challenge II-は曇り空でやや強い南西風のスタート。
波高は弱い状況で、セットモモくらいのインサイドブレイク。この厳しい状況下だが選手がいかに高いパフォーマンスを発揮してくれるか期待!
オープニングヒートは昨日、日没ストップとなったメンズのラウンド1ヒート16から。 梶原裕太が3本のライディングながら11.10をマークして1位、2位はトライアルからの堀井創となった。
ヒート17は師弟でラウンドアップ
ヒート19は尾頭信弘がクレジット。多くのサーファーの板をシェイプしている尾頭が今回使用しているのが自身シェイプの9’8”。安定したノーズライドをみせ1位でラウンドアップし、2位には西太輔が入った。
ヒート21にはベテラン佐藤広がクレジット。佐藤は3本目に小波ではなかなか難しい7.00を出してトップに出て、4本目にバックアップも揃えトップで通過。2位は吉田英司となった。
ヒート24には現在ツアーランキング3位の堀井哲がクレジット。堀井はスタートからトップを守り、4本目、5本目、6本目とスコアを伸ばし1位でラウンドアップし、2位はアマチュアシードの篠塚昇が入った。
続いてウィメンズのラウンド1へ。 ヒート1には吉川広夏がクレジット。吉川は得意のノーズライディングを主軸にライディングを構成し、3本目に6.00を出してヒートをリードする。さらに吉川は6本目にセットを掴みファイブからテンそしてロールインときっちり決め8.00のエクセレントを出し1位を決定的にする。2位には内海裕美子が入った。
ヒート2には井上楓、桜姉妹がクレジット。4点台、3点台をうまく揃え二人揃ってラウンドアップ。
ヒート5にはただいま2連勝中の田岡なつみがクレジット。田岡は2本目から6.15を出してスタートダッシュ。2本目に3.40とバックアップを揃えさらに差を広げる。そして6本目に5.25を出して1位通過を決定的にする。2位にはプロトライアルから勝ち上がってきた藤城茜が入り、プロ公認資格を獲得した。おめでとう! 田岡にヒート後話を聞くと自分が想定していた波と違って少しバタついた感じだったと話してくれた。
ヒート8はプロトライアルからの吉川未来がクレジット。これに小高恵子、大橋寛子と布目純がどう戦うか。吉川は、なかなかポテンシャルのある波を選べず4位で敗退。1位は布目、2位に大橋寛子となった。
ヒートはメンズのラウンド2へと進む。 ヒート1では井上鷹がエクセレントの8.00を含む13.50で1位となり、2位にはプロトライアルから勝ち上がった榊原彩大となり10代で公認プロ資格を獲得した。おめでとう。
ヒート3の真田和斗は後半にセットを連続で掴み大逆転の1位通過。
ヒート4は秋本祥坪、櫻岡甲太、安井淳にプロトライアルから勝ち上がってきた八木太一の4名。秋本が1本目から4.10を出し、3本目にも5.50をマークしトップへ。ヒート15分ごろには櫻岡が3点台を2本まとめ2位になり安井と八木が二人を追う展開。秋本は4本目にセットを掴みファイブからテンを入れて、当て込みのフィニッシュまで入れ今大会ここまでの最高得点の8.25を出してトップ通過し、2位には安定したライディングの櫻岡が入った。
ヒート6はレッドにトライアルからの勝ち上がりで武川慎がクレジット。ヒートも落ち着いた試合運びで3点台を2本まとめて1位通過となり、公認プロ資格を獲得した。またしても10代のプロ資格獲得者となったおめでとう。 2位は井上克彌となった。
ヒート7は森大騎と田沼亮がプロ公認を目指す櫻井凰太と堀井創とどう対戦するのか?
森は6.00と7.75の2ライドをまとめ1位、そして田沼も2位に入りプロの意地を見せた。
続いてヒート8にはプロを目指す石井乃亜がクレジット。石井は4本目に5.50を出してトップに出ると、そのままキープし1位でラウンドアップし、公認プロ資格を獲得した。おめでとう。2位には中山祐樹が入った。
<今大会公認プロ資格獲得者>