【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第3戦 -CS2-
さわかみチャレンジシリーズ
千倉オープン -Challenge II-は、千葉県南房総市千倉海岸でDAY1スタート。
選手、運営スタッフ等皆検温、PCR検査を受け(15分くらいで結果が出る)陰性であることを確認してヒート進行。
波のサイズは膝〜腿くらいで風はほぼ無風。時折小雨の降る中で、ウィメンズのプロトライアルから開始。
ウィメンズトライアルからは上位3名がプロ本戦に出場でき、本戦ラウンド1を勝ち上がると公認プロ資格を与えられる。または、1ウェイブで7点もしくはベスト2のスコアで11点以上を出した選手にも公認プロ資格が与えられる。
ウネリは弱く南東のウネリが続く厳しいコンディションとなり、プロを目指すトライアリストには良い波を掴むことが、まず必要条件となってくる。
トライアルヒート2には吉川広夏プロの妹未来選手がクレジット。吉川選手はかなり緊張していたみたいでワックスアップせずヒートスタートしてしまったようで、広夏プロに聞くと「かなりツルツルな状態だったw」ようだが、2位でラウンドアップ!
続いてメンズのトライアルラウンド1。
メンズはトライアルラウンド上位2名と3位の最高得点者1名がプロ本戦に出場でき、本戦ラウンド2を勝ち上がるか、1ウェイブで7点、ベスト2スコアで11点以上を出すと公認プロ資格が与えられる。 ヒート3にはショートボードプロの牧野大智選手がクレジット。ロングのプロに挑む!牧野選手はここ2〜3年くらい前から本格的にロングボードの練習をしてきたようで、テイクオフしてすぐのノーズライディングなどをみせ1位。ホームの奄美大島には多くのロングボードに適したポイントがあるので、そこで皆が安心してサーフィンできる手本になれるように今回トライしたそうだ。
ヒート7に若くクラシカルなライディングをする選手を発見。ヒート8にも同様な選手を発見。苗字はどちらも櫻井。名前が鳳二と凰太。話を聞いて見ると15歳の双子。鵠沼をホームにする二人は今回初めてプロトライアルに参戦。二人揃って2位となり順位も同じとさすが双子。クラシカルな二人に今後注目だ。
ヒート8の注目選手武川慎選手は、太東のプロトライアルで本戦に進むもラウンド1で敗退しているので、今回もかなり気合いの入った状態で1位。
ヒート9にはやはり注目の石井乃亜選手がクレジット。太東では惜しくもトライアルラウンド3で敗退しているので今年ラストのプロトライアルへのリベンジの思いは強く1位。
ヒート11には現在ランキング3位の堀井哲プロの弟、堀井創がクレジット。スタンスはレギュラーで兄とは違うがライディングは似ているところがある。トライアルラウンド1は1位。
そして、ウィメンズのトライアルラウンド2へ。 吉川未来選手は2位でラウンドアップし、インターバルのあとトライアルラウンド3へ進行し、結果ウィメンズの本戦出場は、吉川未来、藤城茜と山田智子となった。
いよいよ、メンズの本戦へ。 ラウンド1ヒート1では、井上鷹が7.75と6.50を出しトータル14.25でダントツ1位のラウンドアップ。2位はクラシカルラインの川上聖斗となった。
ヒート4では西崎公彦が、2本目に5.00を出して有利にヒートを進め1位、2位には河合千尋が入った。
ヒート7には、過去千倉で優勝経験のある秋本祥坪がクレジット。秋本は2本目に6.25を出してだいぶ楽になったと言い、3本目にも5.00を出して11.25と独走態勢にしてヒートを終了。2位はトライアルからの久保博崇となった。
ヒート11ではトライアルからの武川慎がノーズに軽くロールインでポイントを出し1位で勝ち上がり、2位は綿貫直也が入った。
ヒート13には第2戦優勝の森大騎がクレジット。森は1本目にセットを掴み6.50をマークしヒートを作り、5本目に6.00とバックアップを伸ばしトータル12.50で1位、2位は土屋貴宏となった。
ヒート15にはベテラン藤井辰緒がクレジット。中山祐樹が6.90を出してトップ通過し、2位のにはトライアルからの櫻井凰太が入り、藤井はここで敗退となった。
全ヒート数35ヒートを終了し、DAY1終了。