【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第2戦
9GATES. PRO 太東は晴れた空のもとDAY2開催。
ウネリはやや弱まっているが、腰セット腹くらいをキープし、風は弱いオフ〜サイドオフでコンディションは問題ない状況。
7:00からメンズのラウンド1よりスタート。
ヒート1には第1戦優勝の井上鷹がクレジット。井上は1本目から6.00を出してリードする。2本目以降も5点台を出し続けトップを独走。このヒートの焦点は誰が2位に入るかとなりそうだ。結果3点台を2本もってきた瀬尾亮一が2位に入った。
ヒート3には尾頭信弘がクレジット。いつもゆっくりスタートの尾頭は2本目に4.25を出して様子を見る。トライアルから上がってきた榊原彩大は本数乗り1位につけていたが、ラストに尾頭が6.15で逆転1位、堀野稔も2本まとめてきて2位に入った。ベテランがトライアルリストの高い壁となった。
ヒート4はベテランと若手の戦いとなり、綿貫直也が中盤からリードしていたが、終盤藤井辰緒が4点台を揃えてきて2位になるが、じっくり波と他の選手の動きを見ていた吉川祐二がフロントサイドでノーズを中心にしたロングライドで4.30を出し、このヒートのハイエスト5.25をもっていたので逆転1位。結果落ち着いた試合運びの吉川が1位、2位は綿貫でヒート終了。
ヒート6では秋本祥坪、米本好希、井上克彌とトライアルからの土屋貴洋の4名。
トライアルでは渋く勝ち上がってきた土屋が、トッププロ達にどう戦うか。秋本は1本目、2本目と5点台を出してスタートダッシュでトップへ。2位には4点台を2本出した米本がつけ、井上と土屋が追う展開。速いブレイクが多く秋本曰く早めにノーズを決めに行くようにしたが自分の想定より点数が出て落ち着いて試合運びができた。最終も変わらず1位秋本、2位米本となり土屋は惜しくも敗退となった。
ヒート9は森大騎がクレジット。森は1本目に7.75を出して優位にヒートを進め、4本目にも6.25を出して独走。2位には3本の省エネライディングで2本まとめた岩上謙介が入った。
ヒート13では畑雄二がクレジット。今回板は完全にテストバージョンを持ち込んだ。この板でのライディングをどうジャッジングされるのか、それを板の判断基準にももってこようという考えらしい。波は力無いトロ速めのブレイク。2点台、3点台のライディングが中心になり僅差でのヒートとなる。中盤までは稗田瞬がリードして進み、2位星野一、3位岡部祐司で畑は4位となっている。終盤、畑が3点台、4点台を2本だし2位へアップ。星野と岡部もラスト波に乗るが届かず1位稗田、2位は畑となった。
ヒート14は地元櫻岡甲太がクレジット。前半、櫻岡はじっくり波を選び4位で推移。内村喜章が終始積極的に波に乗り1位をキープし後半へ。終盤櫻岡がラスト2本で4.35と3.80を出して2位へ上がり佐久間秀人、高橋浩二を抑え2位へ入った。
続いてメンズラウンド2へ。
ヒート1には井上鷹がクレジット。井上が2本目に6.75を出してリードする。3本目にも井上は6.50を出して独走態勢に。2位には市川貴大が頭一つ抜け出し、堀野稔、綿貫直也が追う展開。なかなか高得点を出せる波が来ないまま1位井上、2位市川で終了。
ヒート2ではベテラン尾頭信弘が1本目に4.00を出してラストにも4.30をマークして1位通過し、2位には武藤龍寿が入った。
ヒート3では秋本祥坪が1本目に5.50を出して有利にヒートを進めるが、西崎公彦、中山祐樹と松渕秀人が本数に乗りヒートはリードする。ヒート半分を過ぎて秋本が3本目に3.25を出してトップに出てさらにバックアップを4.55に伸ばし1位確定。2位には西崎が入った。
ヒート5は森大騎が1本目に4.25を出してヒートをコントロールする。3本目にも4.50を出して、それを斉藤智也、ユージン・ティールと上木達也が追う。残り時間10分を切り上木が2位へアップ。そして終盤にユージン・ティールがノーズからマニューバーを入れ逆転2位へ上がりヒート終了。
ヒート8のオープニングライドは山本誠愁が乗り1マニューバーで3.00を出し、堀井哲が次に乗りノーズを引っ張り2.65。次々1本目のライドに乗り各自リズムを作ろうとする。開始10分くらいまで3点台、4点台のライドがほとんどでかなりクロスヒートとなる。山本と畑が4.75をもっているのでやや有利か。山本はさらに5本目に5.50を出して突き放す。2位争いが畑雄二と堀井、櫻岡甲太の3人で熾烈な争いとなるが、堀井がラストライドで5.45を出して2位でフィニッシュ。
ここでDAY2のすべてのヒート終了。
明日はファイナルデー、第2戦の優勝者が決まる!