【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2020 特別戦
ショートボード・ロングボード特別戦
さわかみチャレンジシリーズ 鴨川はDAY3。 本日からショートボードに移行。
鴨川の天気は晴れ、風は弱く回っているがサイドオフ気味で海面にヨレがある状態。波のサイズは腹セット胸くらいで昨日よりはサイズダウンだがレフトのセットは形良くブレイクする。
今年ショートの初ヒート。メンズラウンド1ヒート1は、村田嵐、長谷川颯汰、森川裕平の3名。皆左側のレフト狙いでポテンシャルのある波を捕まえた村田が1位、2位には森川が入った。
ヒート3は安室丈、田中透生、寺井裕人とベテランといっていい善家尚史、がクレジット。安室は手堅く2本をまとめ1位、2位は善家となった。
ヒート4には西修司、ヒート5には西慶司郎、ヒート6には西優司がクレジットされ、3兄弟揃ってラウンドアップした。
ヒート7は田中貴大、稲葉玲王、澤村康生と徳田昌久のヒート。稲葉は積極的に波に乗りトータル11本ライドし、しっかり2本まとめ1位。2位は田中となった。
ヒート8は仲村拓久未、岩見天獅と野呂海利。ダントツで飛び出す選手もなく団子状態で終始ヒートは進み、仲村と野呂がラウンドアップした。
ヒート11は安井拓海、西口京佑と川俣海徳。大柄な3人のヒートはマニューバーも大きく見える。レフトの波を縦に切り刻む川俣が1位。僅差で安井が2位となった。
ヒート13は若手4人のヒートになるが絶好調の松下諒大がトップでラウンドアップし、2位は山本竜平となった。
ヒート17には地元小川幸男がクレジット。三浦涼、渡辺寛、松永大輝とどう戦うか?前半〜中盤は小川が4位と低迷していたが、終盤に一気に1位へジャンプアップ!その後松永に逆転されるが2位でラウンドアップした。
ヒート18には地元レジェンド小川直久が登場。マルキの全てを知り尽くしていると言ってよいくらいの小川と河村海沙と児玉椋がどう戦うか?児玉がスタートから飛び出しトップを走り、河村と小川がトップを狙いながら2位争い。河村も張った波が来ず逆転ライドができず、1位児玉、2位小川でヒート終了となった。
ヒート20には大原洋人がクレジット。インサイドよりからテイクオフした距離の短い波にもキレのある2マニューバーを入れ6.33を出しスタートは順調。そして5本目に8.67のエクセレントを出して独走状態。2位争いは小崎歩夢が笹子夏輝、石原壮の中堅組を抑えた。
今大会は特別戦ということもありシード選手枠がない。そのためラウンド1から全ての選手が登場し、ヒート組も新鮮な印象となる。ベテランの大澤信幸や田中英義や最近安定度が増した河村海沙といったビッグネームがラウンド1で姿を消す波乱もあったが、その分若手の成長もわかる観るものには楽しめる大会となっている。 明日からのヒートも目が離せない状態が続くだろう!