【Surfing for all がんばろう日本!】JPSAジャパンプロサーフィンツアー2019 ロングボード第5戦ALL JAPAN クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロはDAY1。
弱いウネリで早朝はフラットだったためウェイティング。選手会も開きヒートスタートするか検討し、潮が引いて割れてきて波数もややキープできた9:40にメンズのラウンド1からスタート。
波はたまに膝〜腿下。風は弱いサイドオンショア。 この小波だと選手の板のチョイスもきになる所。シングルの重い板でいくのか?軽めの板で動かしに行くのか?さらに板のロッカーもかなり影響がありそうだ。選手の持ち味を活かす板チョイスも勝敗を分けることになるだろう。
ヒート1をスタートしてみると、4点台、5点台も出る波が入り、何とかコンビネーションも入るコンディションに。
ヒート2の川上聖斗は師匠の瀬筒雄太を彷彿させるノーズライディングで1位となる。使用している板を聞くと今回自分の板でフィットする板がなく武藤龍寿プロの板を借りてヒートに挑んだということで、かなりノーズコンケーブが深くスピードが落ちてしまうので、そこを突っ走らせることを意識したようだ。
ヒート3には地元牧野拓滋がクレジット。このヒートになると毎年応援団が繰り出す地元のヒーロー。期待大の中牧野がヒートを引っ張る形に。牧野は地形を知り尽くしているだけにトップを譲ることなく1位でラウンドアップ。
ヒート4にはベテラン藤井辰緒がぶっちぎりの1位で勝ち上がったが、なぜこのラウンドにいるのか?レイトエントリーしてしまったのですね。今年レイトエントリーから快進撃をするパターンがあるので藤井のこの後にも期待大。
ヒート5にはベテラン吉川祐二と茅ヶ崎出身の石坂健、ルーキーの佐藤樹生がクレジット。前半は吉川がリードするが、佐藤がハングファイブからテンを入れて逆転し1位でラウンドアップ。2位は吉川となった。
そしてメンズラウンド2へ。
ヒート1にはローカルシードの横手誠一郎がクレジット。前半良いライディングで2位につけるが、中盤に逆転され残念ながらここで敗退となった。
ヒート2では地元田沼亮がクレジット。波数が減ってきているなかなんとか2本まとめて2位でラウンドアップ。
ヒート5にはラウンド1をトップで上がった牧野拓滋が登場。さすが地元はこのヒートもコンビネーションを入れる波をチョイスしトップを走る。中盤で中山祐樹がノーズからのコンビネーションで4.50を出して1位に上がりそのままフィニッシュ。2位はやはり地元牧野となった。
ヒート8には昨年のグランドチャンピオン浜瀬海がクレジット。開始5分で2本をまとめトップを走る。今回の浜瀬の板はPUでかなり深いノーズコンケーブが板の真ん中まで入っていた。久しく出ていなかった5点台のポイントもマークして浜瀬が1位となり、2位には小島健太郎が入った。
ここで、潮が多くなり過ぎヒート進行に適する波数がないことで本日のスケジュール終了となった。