JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

2019年 ショートボード男子グランドチャンピオン
河谷 佐助

1996年2月11日生まれ
大阪出身在住



第1戦のバリは「今年はグランドチャンピオンを獲る」と言っていたので、緊張よりも楽しみでワクワクで海の中でも叫んでいたり、テンションがぶち上がっていました。クラマスは波も大きくて得意のバックサイドで4位入賞できました。

第2戦の田原は大阪から比較的近くて、結構来ているポイントで、バリは優勝狙っていたのですが優勝できず悔しかったので、優勝狙っていました。波は小さくなってしまったけど、大きい波も小さい波もできるということを見せたかったので気合いを入れてやり、2位でした。

第3戦の新島は、台風で往きの船は大変でした。着いた時は波が大きかったけれど徐々にサイズダウンして。2戦連続ファイナルに残って自信もついているから、このまま行くぞという気持ちで行ったけど、負けてしまい、悔しくて誰とも話さずに車に戻りました。仲間たちに「悔しいよー」と言ったら、「次はいけるよ!チャンピオンは自分が獲るって佐助が言っているんだから、終わった訳じゃない」って言われて。気合いを入れ直して次の第4戦に臨みました。でも第4戦の茨城で自分の納得いくサーフィンができなくて、2戦連続ファイナルに残れず。「やってしまったー」と、苦しくて。2戦連続ファイナルに残ったのは初めてで、3戦目で今回残ったら3戦連続だと思ったんです。

4戦目は、3戦目がファイナル残れなかったから今回は残るぞという気持ちで。そんな気持ちで負けが続いてしまいました。

第5戦でまた気合いを入れ直して、今度は試合をめちゃくちゃ楽しもうと思って。リラックスして笑いながらサーフィンして、3位に入賞できました。

第6戦の伊豆は、波が小さくて、風が強かったけど、そういう波でも練習しているし、どんな波でもできるというのを見せたいと思いました。でもリラックスしていこうと。セミファイナルで負けましたけど、グラチャンになると決めていたので、グラチャン争いの(西)修二と(佐藤)魁に、「行けー!最終戦面白くしよーぜ!」みたいなこと言っていました。この時、魁がファイナルに行って最終戦が接戦になりました。

最終戦の第7戦は、魁と修二が先に負けて、自分がファイナルに行ったらグランドチャンピオンという状況。セミファイナルは絶対負けれないので、世界一緊張しました。気合いもガチガチに入っていました。志田下ポイントは今年QS6000をやった場所で、平成最後の試合と令和最初の試合が志田下で、何か俺ってついてるなって思ったんです。でも口ではそう言っても、内心はやばい、やばいって震えていました。でも緊張しても得はないし、緊張しないで自分のサーフィンすれば勝てるって思ってやりました。気合いと根性でそこは負けへん。結果、ファイナルに行くことができてグランドチャンピオンがきまり、ファイナルは2位でフィニッシュしました。

グランドチャンピオンが決まった瞬間は、ただただ最高!初戦から今年は絶対に獲るということを意識していました。みんなに今年は絶対にグランドチャンピオンを獲ると言いまくっていて。去年もグランドチャンピオンを最終戦で3人で争い、負けて3番。今年も同じように3人で争うことになって。去年は負けたから今年はリベンジだと思いました。今年の気合いの入り方と根性的に今年は絶対にやると。1年を通してついていました。

大阪で小さい頃から、勝ちたかったら海のそばに引っ越さないととか言われて、近くに引っ越した人もいたけど、自分は人と同じことをするのが嫌いで。大阪から絶対にチャンピオンになると子供の頃から言っていました。免許のない子供の頃は父が海に行けないと行けず、1か月に1回サーフィンということもありました。でもスケートボードやったり、大阪で遊びながら、焦ることなく、「みんな練習しとけ~」みたいな感じで。何週間ぶりにサーフィンしても調子は良くて。海に行ってフラットだと、釣りしたり探検したりしていました。今でも冬にスノーボードをやりますが、子供の頃はプロスノーボーダーを目指していたんです。父の影響で小学4年生からサーフィンを始めて、小学6年生の時にNSAの全日本選手権でファイナルに残って、そこから火がついた感じです。自分よりも上がいるって。サーフィンは誰にも教わらず自己流です。それで、プロになる前からJPSAの日本一になる、グランドチャンピオンになるって決めていて、みんなに言っていました。

来年はQSも出たいし、今年JPSAでの優勝がなかったので優勝したいです。目標は世界一です。このままでは世界一は獲れないから、もっとサーフィンと仲良くなりたいと思います。今回、大阪からチャンピオンになれるということを知ってもらえて嬉しいです。みんなにずっとチャンピオンになって恩返ししますと言っていて、応援してくれている人たち、友達や家族にちょっとでも恩返しできたかなと思います。ありがとうございました。