JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

2016年 ロングボード男子グランドチャンピオン

1989年8月10日生まれ
東京都出身千葉県在住

第1戦のバリは、オフシーズンにトレーニングを行い、かなり気合いを入れて臨みました。ファイナルは1本目良かったけれども波のルーティンにはまらなく、結局2位で終わって、3位の畑雄二選手と“1戦目優勝した人がその年のグランドチャンピオンを獲るみたいなジンクスを打ち破ろう”って2人で話したのを覚えています。
第2戦の太東はホームでもあり、自分のスポンサーが大会スポンサーでもあったのでこの大会も相当気合いが入っていました。けれども太東の波を知っているがゆえに波を待ってしまい、サーフボードも波に合ってなくてセミファイナルで負けました。絶対に勝たなくてはと思っていた試合に負けて本当に悔しかったですね。
第3戦の千倉はセミファイナルで敗退しました。セミファイナルは試合が終わる5秒前ぐらいに自分が2位で、ユージン・ティール選手が3位だったのですが、ちょうど自分の所に来た波に乗ったら、その次の波にユージン選手が終了ホーン直前に乗ったんです。ライディングしながら後ろを見て、“なんでマークしないで俺乗っちゃったんだろう”って。ツメが甘かったことを反省しました。
第4戦の鵠沼もセミファイナルで敗退しました。同じ歳の喜納元輝選手と久しぶりにマンオンマンで戦いました。波が小さく、波数も少ないコンディションで、プライオリティを十分に使った試合運びでした。気持ちよく試合ができましたが、思うように点が伸びず、残念な結果になりました。後でその時のライディングのビデオをチェックしたら、まだやれることがあったかなといろいろ考えさせられました。この試合を確実に決めてカレントリーダーのなりたかったですね。
最終戦の第5戦の茅ヶ崎では、自分、堀井哲選手、畑雄二選手、秋本祥平選手にグランドチャンピオンの可能性がありました。クオーターファイナルが自分にとってラッキーヒートになりましたね。このヒートでグランドチャンピオン争いのメンバーである畑雄二選手、秋本祥平選手とあたったんです。これで自分がラウンドアップすれば、確実にグランドチャンピオン争いの1人が次のラウンドから消える訳ですから。結果的には自分とユージン・ティール選手がラウンドアップをして、グランドチャンピオン争いの畑選手、秋本選手が敗退したんです。後は自分と堀井選手だけがラウンドに残り、ファイナルで自分と堀井選手が3位、4位だった場合には畑選手がグランドチャンピオンという状況になりました。そんな状況でしたが、自分としてはグランドチャンピオンを獲りたいというよりもこの茅ヶ崎の試合で優勝したいという思いでしたね。今年は1回も優勝していなかったので、ここで優勝しないといけないという気持ちでした。結果、優勝することができて、グランドチャンピオンを2年連続獲ることができました。2連覇を達成して本当にうれしかったし、心が落ち着きました。連覇したいという気持ちはありましたが、そんな簡単にはできないと思っていましたから。茅ヶ崎の波が小さい試合で優勝できたことも自信に繋がりました。
試合ではサーフボードを会場の波に合わせてチョイスすることが大事だと実感しています。自分のサーフボードを削ってくれるシェイパーが近くに居て、常にコミュニケーションを取れることが自分の勝因の一つでもあります。
今後の目標としては、もっとサーフィンに磨きをかけて、昔からやっているショートボードにも挑戦して二刀流を目指していきたいですね。もちろんロングボードの世界チャンピオンを目指す気持ちには変わりはありません。来シーズンから海外の試合にも参戦したいと思っています。