JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

2016年 ショートボード女子グランドチャンピオン

2000年12月14日生まれ
徳島県出身千葉県在住


昨年ルーキーオブザイヤーを獲ることができて、今年はグランドチャンピオンを狙おうと思っていました。けれども第1戦のバリで1コケ、ラウンド2で敗退しました。第1戦の後のJPSA以外の試合もセミファイナルやクオーターファイナルで負けていて、“勝てない、最悪だー。今年は絶対グランドチャンピオンは無理だー”と、精神的に辛くなっていました。
そんな中で第2戦の伊豆で2位になり、ようやく表彰台に上れました。第3戦の田原はクオーターファイナル敗退で5位でした。第4戦の新島は去年に続いて波が大きく、すごく印象に残っています。去年はいつもアドバイスをもらっている田中樹選手に“海入るぞ”と言われて恐い気持ちがありましたが、今年は言われる前に1人で入って練習しました。結果3位で、新島の試合後にランキング1位になることができました。そのあたりで気持ちが変わり、もしかしたら今年グランドチャンピオンになることができるかもしれないと。
第5戦の茨城は、ポジショニングがわからなくて波に乗れず、いつも試合で負けている場所でした。でも今回は練習の時にいつもより波に乗れて調子が良くてエクセレントスコアも出すことができ、優勝できました。それで“いけるぞ”と思いましたね。
第6戦の鵠沼は2位で、第7戦の鴨川はISAの試合があって欠場しました。最終戦の第8戦の志田下は1コケのラウンド2敗退という結果でしたが、3番で負けたのでポイント的にグランドチャンピオンが決まりました。負けた瞬間にグランドチャンピオンが決まったという感じで、グランドチャンピオンを獲りながらも、試合に負けて悔しくて泣いて海から上がって来ました。最後の試合だったから優勝したいという気持ちが強くて、1コケはしたくないという思いでした。でもその時に庵原美穂選手が自分の所に来てくれて、「試合は負けたけど、グランドチャンピオンはその年の1番成績が良かった人しか獲れないものなんだからすごいことなんだよ」って励ましてくれて。周りのみんなからも言われて、実感がわいて来ました。
今年の5月から千葉を拠点にして、試合に行きやすくなりました。以前は週末しか練習できなかったのですが、千葉では毎日練習するのが当たり前になりました。通信制高校に入り、勉強もしなくてはいけない中で、練習量を減らしたくないのでバイトもしないようにしています。車の運転もできないので試合には両親に連れて行ってもらっています。私のために千葉に引越をしてくれ、さまざまなサポートをしてくれている家族、応援してくれている人たちのおかげで、精神的に辛い時も頑張れました。試合の時にアドバイスをくれる田中樹さんの存在も大きいです。
今後の目標としては、JPSAも参戦しますが、海外の試合を中心に回っていきたいと思っています。海外の試合に何度か出る中で同年代の選手のサーフィンに圧倒され、良い刺激をもらっています。海外の選手に早く追いつけるように、これからどんどん上手くなりたいと思います。