JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

2015年 ロングボード女子グランドチャンピオン

吉川 広夏

1992年8月8日生まれ
千葉県出身在住

今年は、去年グランドチャンピオンを獲ったということに対してプレッシャーはなく、自分がいい演技をしていいスコアを出すことに集中しました。去年の自分を超えるということを考えて試合に臨みましたね。開幕戦のバリの試合では、1年ぶりにクラマスに行って、1年間の進化みたいなものを試合前に感じれたのを覚えています。クラマスの波は自分好みの波質で、落ち着いた試合運びができたかと思います。バリの試合での優勝は初めてだったし、初戦を優勝して良いスタートを切りたいと思っていたのでうれしかったです。
第2戦の七里ガ浜は、2、3回しかサーフィンしたことがなく、波のブレイクがわからないまま試合がスタートし、苦戦しましたね。なので、ヒート中にボードを変えたり、ファイナル前のインターバルの時に練習をしました。最後まで必死でした。そしてこの試合に勝ちたいという強い気持ちが結果に繋がりました。
第3戦の辻堂は、去年セミファイナルで負けて5位ですごく悔しい思いをした場所でした。この試合に向けて小波のいろんなコンディションで練習を重ねて準備をして来ました。初日はオンショアの不規則な波で苦戦したのですが、練習をしていた分、いつもの演技ができてそれがスコアに繋がりました。この場所にトラウマみたいなものがありましたが、それがなくなりましたね。
第4戦の千葉は台風の影響でジャンクコンディションで、体力勝負でもありました。ファイナルは波と全く合わず、2位で終わりました。
第5戦の茅ヶ崎は初めての開催地で、試合前に1回だけ練習に行きました。波のクセがわからず、小波に完敗し、この試合だけファイナルに行けずに終わりました。グランドチャンピオンもちょっと意識してしまったのかなと思います。けれども結果この試合でグランドチャンピオンが決まりました。最初は放送を聞いていなくて、周りから「おめでとう」と祝福の言葉を頂いて、そこでグランドチャンピオンが獲れたと実感できました。
グランドチャンピオンが決定した後の第6戦ではサーフィンの調子があまり良くなくて、何とかファイナルまで行きました。結果3位でしたが、最終戦で表彰台に上がることができて良かったです。
前半戦は勝っていましたが、後半の3戦が自分のサーフィンができないまま優勝を逃し続けました。でもそれが苦しいというよりもそこからオフシーズンの課題が見えて来たなというプラスに捉えることができました。
今後は更にグランドチャンピオンを目指して頑張っていきたいです。ロングボード女子では植村未来さんが3回グランドチャンピオンを獲っていて、尊敬する選手なので、私もそこを目指して来年も1戦1戦集中していきたいと思います。