JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

2015年 ロングボード男子グランドチャンピオン

森 大騎

1989年8月10日生まれ
東京都出身千葉県在住

2014年に2位で終わったので、オーストラリアへ修行に渡り、2015年の開幕戦であるバリ島クラマスの試合を目標に調整していました。なので開幕戦はいつもの試合よりも違う緊張感があり、真剣に臨みました。クラマスの波は今までの試合で分かっているものの、ポジションが大事だと痛感しましたね。ファイナルは乗れば点数を出す選手が顔を揃えていたので、そこを踏まえて臨みました。始まってすぐに1本良い波に乗れてハイポイントを出せたので、気持ちに余裕ができましたね。転びたくないからハングファイブだけしてダウンザラインしてアクションするのではなくて、ハングテンをどこかで取り入れてそこからアクションできたらいいなと思って試合をしました。波が良いのでもっと点数出せたのではないかとも思いましたね。絵に描いたような嬉しい優勝でした。
第2戦の七里ガ浜の試合は、入ったことがない場所でしたが、リーフで波があれば良い波が立つとは知っていました。バリから帰ってすぐにシェイパーとミーティングをして湘南用のボードを作りました。このボードが練習の時から波と合っていて、マジックボードでした。メジャーなサーフカルチャーがある場所で、すごいサーファーがいっぱいいる場所で優勝できて自分でもびっくりしましたね。第3戦の辻堂の試合は小波のコンディションでセミファイナルで負けました。ボードセレクトで悩みましたね。ポジションや波の回し方が敗因でしたが、連勝を止めてしまい、本当に悔しかったです。でもそこから切り返して、次の第4戦の千葉の試合に臨みました。すごく応援もしてもらえる場所なので気合いも入っていましたが、試合を楽しみたいと思いました。とにかく波があってほしいと願いましたが、ほぼクローズの波でしたね。でも入ってみたらショアブレイクがすごかったものの、意外にできて優勝できました。第5戦の茅ヶ崎の試合は、ここでグランドチャンピオンを決めたい、決めなきゃという気持ちがありました。スポンサー関係の応援もいっぱい来てくれていて。勝って決める気持ちでしたが、乗りたい波に乗れずにクオーターファイナルで負けてしまいました。負けてすぐに千葉に練習に帰りました。けれどもこの試合で堀井哲くんが3位で終わり、自分のグランドチャンピオンが決定しました。
2度目のグランドチャンピオンが獲れて、長いトンネルを抜けた感じがしました。2014年の最終戦で4年振りに優勝できたのですが、優勝ってこんな感じだったっけという感じでした。グランドチャンピオンを若い時に獲れて、ちょっと簡単に思ってしまったこともあったのですが、怪我をしてプロの世界は甘くないことが身にしみて、努力しないとグランドチャンピオンは取り戻せないと思いましたね。5年が経ってようやく2度目のグランドチャンピオンが獲れました。自分のために先輩や後輩が応援に来てくれたり、弟がビデオを撮影してくれたり、環境にも恵まれていると思います。
今後はもっともっとサーフィンを広めていけたらと思います。それには自分が国内ツアーで活躍してもっとサーフィンが上手くならなくてはと感じています。もちろん“世界チャンピオン”を目指してサーフィンをしていますが、まだまだです。グランドチャンピオンを獲って満足していたらすぐに抜かされてしまいます。“世界チャンピオン”を目指して更に修行します!