JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

2014年 ショートボード男子グランドチャンピオン

辻 裕次郎

1985年5月14日生まれ
徳島県出身在住

 2014年は出れる試合に出ようというスタンスで始まり、優勝した第1戦のバリの試合は、波が良くていいコンテストでした。第2戦の伊豆の試合は十何年ぶりに伊豆に行き、楽しみながらファイナルまで行くことができ2位という結果でした。第3戦の伊良湖の試合は台風で2回に分けての開催になり、後半の試合は第6戦の鴨川の試合のすぐ後に行われ、体力的にも疲れていましたが、3位になることができてよかったという感じです。第4戦の新島の試合も何年かぶりに訪れた新島でしたが、ポイントブレイクで自分にとって乗りやすい得意な波で優勝ができました。第6戦は波とのタイミングが合わず、波が大きくなる前のラウンド4で負けて、グラチャン争いをしていた仲村拓久未選手もラウンド5で負けてしまったので、その後すぐに行われる第3戦の伊良湖での再戦試合に集中しました。第7戦の最終戦は5位という結果でしたが、ラウンド5で仲村拓久未選手が敗退したことにより、自分のグランドチャンピオンが決定しました。
 グランドチャンピオンに関しては、ランキングがずっとトップだったので意識はしていましたが、グランドチャンピオンを獲るというよりも自分のサーフィンをしたいと思いながら試合に臨んでいました。グランドチャンピオンが決まったときは、単純に“良かった”と思いましたが、獲った後の今は、グランドチャンピオンという結果が一生ついてくるので、責任を持っていかなくてはいけないなという気持ちになっています。1年間JPSAツアーを回ったのは4、5年ぶりだったので、ツアー自体が懐かしい感じがして、改めて日本のツアーを楽しめた1年でした。海外の試合を回っていたら、もっと時間もタイトで疲労も大きいですからね。
 ここ1、2年体のメンテナンスを自分でできるようになったり、自分の能力を上げるというよりも、今ある能力の埋もれている部分を掘り出してくれる人たちがいて、いろいろな形でサポートしてくれています。今年は昨年以上にそのサポートがレベルアップしていて、今一つ一つやっていることが確立されて、1年終わったときにその結果がついて来ていればいいなと思っています。今後の目標は、毎年いろいろなことを吸収してその時その時の考えで、自分にベストのことをやって行こうと思っています。今は先のことはわからないですけど、今年は今まで以上にサーフィンとコンテストに集中して、準備をする年になると思います。今年の結果で来年の自分のやりたいことが決まっていくという感じです。どうしたら勝てるかという要因がわかっているので、その“勝つための要因作り”が新たな取り組みとして加わったので、1年間を通してきちんとやるだけです。結果は確実についてくると思うので、楽しみです。
 メッセージとしては、やりたくないことだとあまり努力できないと思いますが、本当にサーフィンをやりたいと思うのなら頑張って努力をしてほしいと思います。本当にやりたいことがあったらそのためにできるだけ時間を費やしたら結果はついてくると思います。それから、サーフィンに限らずいろんな分野で言えることだと思いますが、自分の勉強できることは柔らかい頭を持って、いろんなことを吸収したら面白い世界に繋がっていくのではないかと思います。サーフィンが本当に好きだったら、いろんな経験をして行けばその結果、自分の目標を達成する確率を引き上げていくことになると思います。