JPSA

一般社団法人 日本プロサーフィン連盟

GRANDCHAMPIONS

1995~2000年 ロングボード男子グランドチャンピオン

宮内 謙至



1971年7月11日
神奈川県出身在住

1994年にISAの世界選手権に出場後にプロに転向しました。プロ初年度はひどい成績でした。プロで勝てる自信はあったのですが、インターフェアをやってしまったり、プロコンテストならではの厳しさを知りました。それで1995年はスポンサーも変わり、自分の中で転機があって、やっとプロとしての自覚が出てきたという感じでした。初戦の新島で優勝できて、そこでスイッチが入りましたね。その当時の同年代のプロがいつもファイナリストに顔を揃えていたのですが、彼らを倒して優勝できたことが大きな自信になり、その年は駆け抜けました。彼らが周りにいたから刺激になってどんどん自分をプッシュアップできたんです。グランドチャンピオンは初めは実感なかったですね。1戦1戦勝負している感覚が強くて、勝っていけばいくほど近づいていくものという感じでした。でも2、3年グランドチャンピオンになっていく中で、プレッシャーにもなって意識が出てきましたね。追いかけられているというか、攻め込まれるというか。後半はグランドチャンピオンを獲るためにはどうしたら勝てるかを意識してやっていましたね。試合に勝てば勝つほど、スポンサーのバックアップも充実してきて、サーフィンだけに費やす時間が増えて、海外に行ける機会にも恵まれていきました。それで世界各国回りましたが、特にカリフォルニアに拠点をおき、数多くのコンテストに出ました。その試合経験が日本の試合で活かされました。今までは仕事をしてお金を貯めて海外に行っていたのが、スポンサーのおかげでそういう動きが取れるようになったんです。僕が勝ち続けられた大きな要素だと思います。
15年ぐらいコンテストに関わってきて、現在は若い世代が出てきています。今の目標は優勝することです。今の自分はグランドチャンピオン狙える場所にいないので当初の気持ちに近いです。1戦1戦で優勝していくことがグラチャンに近づいていくという気持ちで、どうやったら勝てるかの経験を基にいろいろと考えてやっています。確実にライディングして完璧にメイクすることは当然として、試合の流れを掴むことは経験上今の若手よりも勝っている部分だと思うので。若手が育ってくれればそれは新しい世界で面白いし、自分もある程度目標達成した時点で次のステップに行ければと思っています。例えば若い子たちにコーチングをしてあげたいです。これからの人たちにしてあげれることが何かあると思うので。これからの人にアドバイスをするとしたら、一言で言うと“経験を積むこと”。僕はグランドチャンピオンになったとき、他の誰よりも海外でコンテストの数をこなして、誰よりもサーフィンをしてたという自信がありました。それが結果に繋がっていたと思います。海外のコンテストでは負けてばかりでしたが、何故負けたのかを考えれたのが良かったと思います。日本ではコンテストの数が限られるので、コンテストの経験を積むには海外のコンテストに行くしかないと思います。とにかく、フリーサーフィンもコンテストも経験値を上げていくことだと思います。